
先週訪れた石川県立美術館。
地下で「美の力」展を見た後、2階へ上がって国宝の色絵雉香炉(仁清作)を見て~。
まだ見るべきものは残っていた。
特集「茶道美術名品選Ⅱ」。 これも5月20日(日)までの展示。
こちらも展示リストなく、「美の力」展に気を取られて、こちらのリストは印刷していなかったので
しかたなく、印象に残ったものをメモに残した。
帰ってから、リストを取り寄せて記憶も呼び起こして~
まず、印象に残ったのは長谷川久蔵が描いたと伝わる祇園会図。
確かに、描かれているのは桃山時代の京都の風景と思われる。
久蔵といえば、桜図(国宝)くらいしか思い浮かばないので「伝」とはいえ、作品が拝見できてよかった。
父親の長谷川等伯は能登の七尾の出身だし、久蔵も生まれは同じだろうから、石川県との縁でコレクションされているのだろう。
隣には久隅守景の四季耕作図(県文指定)も。
昨年か一昨年にサントリー美術館で久隅守景展を鑑賞した時、こういうテーマの屏風を見た記憶がある。
市井の人々や暮らしの風景を描いたところが、守景の特徴であり魅力だなぁ。
守景も狩野派をやめた後、加賀に滞在していたことがあるようで、その時の縁か。
金森宗和の竹一重切もよかった。
そして、ここにも伊羅保片身替茶碗。
中村記念美術館にもあった。
昔、金沢在住の経験があるご婦人の茶席を手伝ったときに、このお茶碗があったことも又思い出してしまった。
初代大樋長左衛門もの作も数点。
飴釉の加賀光悦写茶碗。形はそれっぽいけど、まぁ別物。
初代宮崎寒雉の茶釜も2つ。
段々釜が超おもしろい。三段くらいに段々ときて、一番下が尾垂になっている。どうやってデザインを発想したのか。
霰釜も形が変わっていた。
作者はわからなかったけれど、松花堂筒角釜もよかった。小さいから、煎茶用か茶箱点用かな。
古九谷コレクションはよくわからなかったので、ササっと流し見程度。
吉田屋はなかった。
「名物裂と茶道美術-藩主の茶の湯問答-」も面白かった。(これも5月20日まで)
梅花天目=玳皮盞天目(たいひさんてんもく)と尼ケ崎台の取り合わせ。
さすが前田家。 前田家といえば「梅」だね。
名物裂は二人静金襴がよかった。つまり「双鳳丸文様金襴」。
通称名より、柄を羅列した方がわかりやすい。
南禅寺金襴(一重蔓牡丹唐草文様金襴)
珠光緞子(竜三爪唐草文様緞子) ←珠光緞子といえば「あぁ、あれかぁ」とイメージできるけど、文様分解するとこうなるのかぁ。
遠州緞子(花七宝入り石畳文様緞子)←これも「なるほど。確かに、そうだ」と納得。
織部緞子(流水梅花文様緞子)
名物裂を覚えるコツについて、勉強になった。
それにしても、珠光緞子のあれって、龍の爪だったんだねぇ。
他は光悦の書状というのも「おぉ」と思った。
小堀遠州から前田利常に宛てた書状も「へぇ~」だった。
ほかにもお部屋があって、油絵とか彫刻、加賀友禅と工芸(漆工とか)がどっさりあったけど、
じっくり鑑賞する体力はもう残っていなかった。
加賀友禅はざざっと~
あと、漆芸は松田権六の作品だけは観た。この金沢出身で、金沢で活躍した人だった。
というわけで、ぐったりして美術館を出た。もう1週間経っちゃったねぇ。
他で甘いもの食べたい気も少ししたけれど、
「疲れた、早く帰りたい」という気持ちの方が、あの時は勝ってたなぁ。
(で、なんにも考えられなくなっていた)
また、茶道具展が固まって開催されるときに再訪したい。
その時は泊りがけにしようと思う。
地下で「美の力」展を見た後、2階へ上がって国宝の色絵雉香炉(仁清作)を見て~。
まだ見るべきものは残っていた。
特集「茶道美術名品選Ⅱ」。 これも5月20日(日)までの展示。
こちらも展示リストなく、「美の力」展に気を取られて、こちらのリストは印刷していなかったので
しかたなく、印象に残ったものをメモに残した。
帰ってから、リストを取り寄せて記憶も呼び起こして~
まず、印象に残ったのは長谷川久蔵が描いたと伝わる祇園会図。
確かに、描かれているのは桃山時代の京都の風景と思われる。
久蔵といえば、桜図(国宝)くらいしか思い浮かばないので「伝」とはいえ、作品が拝見できてよかった。
父親の長谷川等伯は能登の七尾の出身だし、久蔵も生まれは同じだろうから、石川県との縁でコレクションされているのだろう。
隣には久隅守景の四季耕作図(県文指定)も。
昨年か一昨年にサントリー美術館で久隅守景展を鑑賞した時、こういうテーマの屏風を見た記憶がある。
市井の人々や暮らしの風景を描いたところが、守景の特徴であり魅力だなぁ。
守景も狩野派をやめた後、加賀に滞在していたことがあるようで、その時の縁か。
金森宗和の竹一重切もよかった。
そして、ここにも伊羅保片身替茶碗。
中村記念美術館にもあった。
昔、金沢在住の経験があるご婦人の茶席を手伝ったときに、このお茶碗があったことも又思い出してしまった。
初代大樋長左衛門もの作も数点。
飴釉の加賀光悦写茶碗。形はそれっぽいけど、まぁ別物。
初代宮崎寒雉の茶釜も2つ。
段々釜が超おもしろい。三段くらいに段々ときて、一番下が尾垂になっている。どうやってデザインを発想したのか。
霰釜も形が変わっていた。
作者はわからなかったけれど、松花堂筒角釜もよかった。小さいから、煎茶用か茶箱点用かな。
古九谷コレクションはよくわからなかったので、ササっと流し見程度。
吉田屋はなかった。
「名物裂と茶道美術-藩主の茶の湯問答-」も面白かった。(これも5月20日まで)
梅花天目=玳皮盞天目(たいひさんてんもく)と尼ケ崎台の取り合わせ。
さすが前田家。 前田家といえば「梅」だね。
名物裂は二人静金襴がよかった。つまり「双鳳丸文様金襴」。
通称名より、柄を羅列した方がわかりやすい。
南禅寺金襴(一重蔓牡丹唐草文様金襴)
珠光緞子(竜三爪唐草文様緞子) ←珠光緞子といえば「あぁ、あれかぁ」とイメージできるけど、文様分解するとこうなるのかぁ。
遠州緞子(花七宝入り石畳文様緞子)←これも「なるほど。確かに、そうだ」と納得。
織部緞子(流水梅花文様緞子)
名物裂を覚えるコツについて、勉強になった。
それにしても、珠光緞子のあれって、龍の爪だったんだねぇ。
他は光悦の書状というのも「おぉ」と思った。
小堀遠州から前田利常に宛てた書状も「へぇ~」だった。
ほかにもお部屋があって、油絵とか彫刻、加賀友禅と工芸(漆工とか)がどっさりあったけど、
じっくり鑑賞する体力はもう残っていなかった。
加賀友禅はざざっと~
あと、漆芸は松田権六の作品だけは観た。この金沢出身で、金沢で活躍した人だった。
というわけで、ぐったりして美術館を出た。もう1週間経っちゃったねぇ。
他で甘いもの食べたい気も少ししたけれど、
「疲れた、早く帰りたい」という気持ちの方が、あの時は勝ってたなぁ。
(で、なんにも考えられなくなっていた)
また、茶道具展が固まって開催されるときに再訪したい。
その時は泊りがけにしようと思う。











