Akatsuki庵

茶道具に関する展覧会を巡りつつ、
日本各地を少しずつ旅してます~

物語とうたにあそぶ

2019年01月14日 13時41分28秒 | 茶道具以外の展覧会
☆中之島香雪美術館 サイト
 珠玉の村山コレクション ~愛し、守り、伝えた~V『物語とうたにあそぶ』

 昨年の春に開館した中之島香雪美術館、結局パートIからVまで皆勤で鑑賞してしまった。
 
 興味がある分野も、そうでない分野もそれなりに楽しめた。やはり、ぶらっと美術館を訪れるのに地の利の良さはかなりの強みだナ。

 今回は平安の和歌と物語の世界。

 お茶会とかお茶事の歌切が掛けられることがあるから、それなりに勉強しないといけないのだけど、やはり読解ができないからねぇ。
 でも、筆跡の雅さや料紙のこと、表装についてなど、和歌のみではない全般的な美術品としての鑑賞も少しはわかってきた。

 美術品ではないけれど、江戸時代の版である源氏物語 54冊の展示には「おぉ~!」と思った。
 大名家や裕福な商家の奥方やお嬢様の嗜みとして、時代を渡って愛されてきたベストセラーなのねぇ。

 源氏物語屏風や一場面を描いたものなど、まぁいろいろあること。
 またそれをよく収集してあること!

 香雪美術館で専ら茶道具ばかり観に行っていただけど、仁清とか雅なものがけっこうあるので、こういうものの収集もそれなりにあるんだろうなぁと
 なんとなく思ってはいたけれど、これほど豊富だとは思わなかった。

 あと、絵巻が面白かった。
 岩佐又兵衛の堀江物語絵巻もよかったけど、浦島物語絵巻(作者不詳)がよかった。
 浦島さんに奥さんいたんだぁ。亀じゃなくて、乙姫さまが直に竜宮城に連れていくんだぁ。
 現世に戻ってきて鶴になったという後日談はなんとなく知っていたけれど、700年後とか、乙姫さんが亀でセットで鶴亀~ ←奥さんかわいそ~

 三十六歌仙絵は上畳本。(佐竹本じゃないのが以外だった。村山香雪さん、あの入札に参加しなかったのかなぁ)

 江戸時代の小倉百人一首かるたもよかった。大きさとか今とあまり変わらない? 実際に競技したのか、あるいは鑑賞用だったのか。

 そして、エピローグの伊勢物語図色紙。
 絵画の技法にむっちゃ細かい技を使いまくり~。筒井筒とか懐かしい場面もあったし。

 帰りにアンケートに回答すると、もれなく次回の展覧会の割引つき案内ハガキが送られてくるので、ついつい寄ってしまう。
 (てか、寄りたくなってしまうノダ)

 次回はいよいよ特別展『明恵の夢と高山寺』 朝日新聞創刊140周年記念 2019年3月21日(木・祝)〜5月6日(月・振替休日) ※鳥獣戯画4巻展示

 楽しみだなぁ。

 ★中之島香雪美術館バックナンバーリスト
 『珠玉の村山コレクション~愛し、守り、伝えた~』
  1.美術を愛して 2018年3月訪問
  2.美しき金に心を寄せて 2018年5月訪問
  3.茶の道にみちびかれ 2018年8月訪問
  4.ほとけの世界にたゆたう 2018年10月訪問
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