Akatsuki庵

日々と向き合って

立夏 次侯 蚯蚓出

2020年05月10日 11時59分06秒 | 二十四節気七十二候

二十候 立夏(りっか) 次侯 蚯蚓出(みみずいずる) 5月10日~14日

候の意味「みみずが地上に這い始める」

日の出は4:41
日没は18:35

気がつけば紫蘭が咲いていた。
こんな状況でも季節は着実に歩を進めている。

大型連休が明け、そしてすぐ週末(土日)。
こういうご時世だから、政府としては連休を今日まで延長することを推奨していたようだけど、
だけど、休みすぎ?だし、一応5月6日まで緊急事態宣言、っていうことで
5月7日から一斉に世の中がリスタートをし始めたような印象がある。

特別警戒が継続している13都道府県も含めて、美術館や博物館、図書館などの文化施設への
開館自粛が緩和されたということだけど、「充分な感染防止対策を施した上で」という条件付き。

私は素人だけど、単純に「何を以て『十分な対策をやった』と判断できるの?」と思う。
「ウチは充分に対策してるもんね!」と自信をもってアピールできる美術館がどれだけあるのか。

ましてや、消毒液は今足りなくなっている。
消毒用のウェットティッシュも含め、ネットでも取り扱いしていない。

医療現場へそういった消毒関係品の調達が重視される現状や
万が一にも開館して3密状態になってしまったら、、、という心配はやはりあるのか、
開館を再開した美術館は首都圏、京阪神にはないようだ。

新たな感染者が出ていない地域、例えば和歌山県では美術館など再開したところもあるようだが、
「県外の人は来ないでください」とのこと。

その意図は汲めるにしろ、悲しいなぁと思う。

そういうわけで、相変わらず休日も「おうち時間」を過ごしている。

でも、おうち時間も楽しんでいる。

休みだからといって、だらだら過ごすことはなく、今朝も5時台に目が覚めて、
6時には起床した。(日の出は4:41だもんね。その代りに前の晩は早寝した)

最近、新聞を眺める時間が増えた。
(「読んでいる」と書けば、即ち内容を覚えていることにも解釈できるので、そう書けない。
 読んでも、すーっと頭に入っていかないんだよねぇ。)

今朝もテレビ欄で日曜美術館が三輪休雪を取り上げていることに気づいて、タイマーかけて視た。
日曜美術館 →NHKプラスで見逃し配信もやってます!

もう13代目になっているとは知らなかったなぁ。
11代は鬼萩で有名な三輪壽雪さん。
その息子さんで後を継いだ12代休雪さんが弟さん(11代の三男)に代を譲っていたとは。

2013年までに何度か展覧会は鑑賞していたものの、この数年はご無沙汰だった。
2015年5月に萩を旅行した時も少し萩焼を敬遠していた。

こういう時だからこそ、こういう形で陶芸作品に触れると改めて「いいなぁ。実際に間近で鑑賞したいな」と思う。
(お茶碗だと、これで抹茶を喫したいとも思う)

茶道具の展覧会は少しお腹いっぱいになっていたので、
こういう離れざるを得ない時間も必要なのかも。

枯渇して、飢餓の気持ちを味わってから、また鑑賞できたら、
その時に鑑賞できる喜びを幸せに浸れるかも。

コメント
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