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北朝鮮、韓国系米国人1人また拘束…人質外交の可能性

2017-05-12 08:45:50 | 政治

北朝鮮が韓国系米国人キム・ハクソン氏を「反共和国敵対行為」の容疑で拘束したと、朝鮮中央通信が7日報じた。

北朝鮮国営朝鮮中央通信はこの日、「共和国の該当機関が、平壌(ピョンヤン)科学技術大学運営関係者として事業をした米国公民(国民)キム・ハクソンを反共和国敵対行為を敢行した容疑で共和国法に基づき6日に拘束した」と報じた。

続いて「現在、該当機関がキム・ハクソンの犯罪に関する具体的な調査を進行中」と伝えた。キム氏の具体的な行為は明らかにしなかった。

これで北朝鮮が現在拘束中の米国国籍者は先月22日に拘束されたキム・サンドク氏を含め、オットー・ワームビア氏、キム・ドンチョル氏の計4人となった。ワームビア氏とキム・ドンチョル氏は昨年、裁判で労働教化刑を言い渡されて服役中だ。

これに先立ち北朝鮮は3日、平壌科学技術大学での講義のために平壌を訪問して拘束されたキム・サンドク氏(米国名トニー・キム)を国家転覆容疑で拘束したと明らかにした。

当時、北朝鮮は「平壌科学技術大に会計学教授として招へいされた米国公民キム・サンドクが我々の国家(北朝鮮)を転覆させようとする敵対的な犯罪行為をし、共和国法に基づき4月22日に平壌国際飛行場で取り締まりをした」と明らかにした。

キム・サンドク氏は延辺科学技術大で教授を務め、北朝鮮羅津(ナジン)・先鋒(ソンボン)地域で児童支援事業をしてきたという。

韓国政府当局者は「現在、具体的な情報を持っていない」としながらも「前例を見ると、今後の朝米対話を念頭に置いた一種の『人質外交』である可能性があり、注視している」と述べた。

中央日報 からの引用記事


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