風が見たもの

日常出会うちょっとした風景に 毒にも薬にもならないコメントをつけて綴っていこうと思います。

箱庭文化

2011-04-21 | 
ここ数年の山の荒れようは酷さを増していると感じる。
鹿の食害ばかりがクローズアップされているが それに輪をかけているのが人害だと思う。
近頃はどの山に登っても 登山道やピークの木が必要以上に伐採されている。
ちょっと頭を避けたり 腰を屈めただけで通過出来るのに 山によっては片っ端から切られている。


































登山道じゃない所へテープを貼り ケルンを積み GPSログを得意げに公開し 更に木を切り倒し 里山ではベンチを拵え...。
いったい 山へ何をしに行っているつもりなのか?
自然を楽しみに行っているのではないのか?

何が何でも 何かを拵え 何かを加工しないと気が済まない。
まるで箱庭を作っている積もりで居るのではないだろうかと思ってしまう。
そんなのは自己所有の山や本物の箱庭でやって貰いたい。
山は 自然は あんた達だけの物じゃない。






















































展望の良い山は良い山で 展望のない山はない山で それを楽しむ事は出来ないのだろうか?






























F200EXR