＊＊番外編＊７月２０日＊マクドナルド＊＊

マクドナルド

メガマックバリューセット６８０円＋単品ビッグマック２９０円＝９７０円

「期間限定のメガマック食べ比べ！」

電車の広告を見て、今日から８月９日までの限定の、
メガマックを食べてみることにした。

全体のボリュームを知りたいのと、
一個では物足りない予感がしたので、
普通のビッグマックと比べながら食べることにした。

それと、マックに来たら、必ずバリューセットにして
マックフライポテトを食べるのも楽しみの一つだ。

ビッグマックとポテトの油の味は時々、
特に疲れている時は理屈ぬきに食べたくなる。

いつもは紙の箱からおもむろに取り出して、
そのまま大口あけて頬張るのだが、
今日はこの双璧の違いを知るべく中味を観察する。

相違点はパテが上下一枚ずつ、
つまり一個に二枚メガマックに多く挟まっている。

それぞれの構造を説明しよう。

‐メガマック‐
クラウン＋パテ＋パテ＋レタス＋タルタル＋クラブ＋パテ＋
パテ＋チーズ＋レタス＋タルタル＋ヒール

‐ビッグマック‐
クラウン＋パテ＋ピクルス＋レタス＋クラブ＋パテ＋
チーズ＋レタス＋タルタル＋ヒール

…となっている。

バンズの上・中・下の部分をそれぞれ、
クラウン・クラブ・ヒールと呼ぶのだそうだ。

いつもだと無心に頬張るが、
今日は中味がどんなか意識して食べることにする。

パテは、意外と胡椒がたっぶり振ってあり、結構スパイシーだ。

それと、マックのハンバーガーの特徴である、
一枚だけ挟まったピクルス、
濃いめのタルタルの中のタマネギのみじん切りのシャキシャキ感は、
なかなか好きだ。

だが、メガマックにもピクルスが入っていないはずはないが、
今回はその有無に気付かず食べ終えてしまった。

油が染みて濃いめの味のバンズといい、
基本的に存在感は大きい。

バーガーキングの復活など、
このところデカいバーガーが人気なので、
マックとしても既存のビッグマックだけでは
対抗できないと考えたにちがいない。

同じく忘れられない油の味は、
マックフライポテトにも感じる。
マックのポテトはほどよい細長さと塩加減で、
個人的には好きな方だ。

だが、残念ながら賞味期限は揚がってからのいいとこ１０分で、
それを超えたらグニャグニャになる。
テイクアウトは邪道中の邪道だ。

バリューセットのドリンクは、コーラを選ぶことが多い。
これらのフードにコカインの味が、アメリカ文化を象徴していて、
不健康だが身体がそれを欲しがるのが魅力的だ。

今日のこの店の客層は、全国どこのマックと変わらず、
仕事もしない楽ししそうな若者でごった返している。

ここに来た時の自分の中のルールとしては、
必ずカロリーダウンをしなければならない。
糖尿病の食事制限や、人工透析、
貧しい国で臓器移植などしたくないからだ。

一か月の来店自粛と、フィットネスでのカロリーダウンを
さらに厳しくすることを自分に科すことになった。