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2月13日 そば処上むら「道標のような、街道筋の蕎麦屋」

2008年03月15日 | 錦糸町 蕎麦
2月13日 そば処上むら
墨田区横川3-10-6
3623-0490

玉子丼700円+もり500円=1200円

「道標のような、街道筋の蕎麦屋」

春日通りと四つ目通りの交差点に建つ蕎麦屋。
店内は狭いものの、古くからあるにちがいない雰囲気が感じられる。
客層はオヤジサラリーマンが、
入れ替わり立ち代わりに席を埋めている。
家族経営らしい店員さんたちは頭数も多く、
テキパキしながらも出前にも対応している。

今日は、これまで蕎麦屋のメニューで必ず目にしていながら
注文することのなかった玉子丼と、
当然ながら蕎麦にする。

店に入る前からオーダーは決めていたが、
一応お品書きに目を通す。
ランチメニュー・セットメニューはともになく、
すべて単品が基本のようだ。
おすすめと思われる店内の写真入り短冊には、
けんちんうどん・力うどん・山菜そばかうどんが各750円、
みそ煮込みうどん850円、すき焼きうどん900円。
蕎麦よりもうどんを売りたいようだ。

ごはん類では、カレーライス700円、カレー丼800円、
親子丼・開花丼が各850円、カツカレー・カツ丼が各900円、
天丼1050円、うな重1400円…とある。
注文が入るのは季節柄か、なべ焼きうどんやカレーうどんが多いようだ。

まずは、もりそば。
更科風の白い蕎麦。
つゆは少し甘辛く、やわらかいかつおダシ。
のどごしは、期待通りになめらかで、美味い。
江戸前の蕎麦としては、ちょうどいいボリュームかもしれない。

玉子丼は、中学生の時に友達の家におじゃました時に、
友達のお母さんの手づくりのものをいただいたことがある。
玉子丼を食べるのは、それに続いて二度目となる。

若干大きめに切った玉ネギが甘さを引き出すように炒めてある。
やはり大きめに刻んだナルトとともに、玉子で綴じてある。
少しフワフワのナルトと、歯ごたえのある玉ネギ、
そこに刻んだ海苔が散らしてある。
海苔はパリパリでないのが、逆にいい。
ごはんに染みた甘めのタレがまた旨く、具との相性もいい。

ごはん物は丼にではなく、
重箱に詰めるのがこの店のポリシーらしい。

新香は、大振りのたくあん二切れと白菜の漬物。
たくあんは甘みがくるもので、白菜もよく漬かっている。
あえて辛いものを用意しているわけではないが、
自然に食欲はますます進む。

味噌汁の具は、ワカメ・豆腐・なめこ。
具だくさんで、真剣にたっぷり入っている。
濃くはないが、ほどよい存在感のだしが出ていて、旨い。

蕎麦湯は、桶の上澄みは薄かったが、
下にいくと濃いめになってくる。
蕎麦の成分が沈澱してる様子だ。
薬味のネギは多めで、わさびは辛く鼻にくる。

個人的に強めのサビが好きなので、
いい形の締めくくりとなり、
たいへん満足なランチとなった。

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