赤坂でごはん 改め 恵比寿でランチ  錦糸町のごはん

B級グルメ専科
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今度は恵比寿で食べまくる!ただいま錦糸町に出没中

3月9日 新東記(SIN TONG KEE)

2007年03月17日 | 恵比寿
新東記(SIN TONG KEE)

恵比寿南1‐18‐12
3713‐2255

海南鶏飯(チキンライス)900円

シンガポールのローカルフード専門店。
客層はこの方面出身の人、日本人でシンガポール好きらしい人で、
男性客は、日本人女性に連れられた
欧米か!という外人が一人だけで、
あとは自分だけだ。

恵比寿ではシンガ風チキンライスが人気らしく、
ほかにも数軒がこれを出している。

他の客は、日本人はラクサ(カリーヌードル)・チキンカレー各950円を、
現地人はチキンライス、というチョイスが人気らしい。

店員もシンガポールの人らしく、
現地出身の客と何やら楽しそうに話している。

店内は現地のパンフが陳列され、観光局のような雰囲気だ。

シンガ風チキンライスは知識としては知ってはいたが、
実際に食べるのは今日が初めて。
キチンライスといえば、オムライスの中味の
ケチャップ味のものを想像する人がほとんどだろう。

店内を見回すうちに、件のチキンライスが運ばれてくる。
トレーにはチキン・付け合わせの野菜・ライス、
スープまでが一枚の同じ皿に盛られている。

別添で三種類のソース。
お好みでつけて食べるようだ。

食器はいいものを使っている。
現地から取り寄せたのではなさそうだが、
純白でどっしりとした、料理の存在感を引き立てる感じだ。

同じ相席用テーブルで、麺をすすっている姉ちゃんの器も
同じメーカーのものらしい。
麺類用の丼は縁が非対称的で、傾いていて面白い。

まずはスープ。
あっさりした感じだに見えるが、
鶏のエキスがでた、とても濃厚な味。
これだけでもごはんが食べられる。

ライスは、ジャスミンライス。
タイ米というかマレー米というか、
日本のものではなく現地から取り寄せたものなのだが、
パサパサではなくふっくらと炊いてある。
またそれでいて、アルデンテな食感も多少残し、美味しい。

チキンは全体にやわらかく、
じっくりと炊いてあり余分な油は流れている。
上にのっているパクチーの香りがチキンに移っているのが、
エスニック感を醸している。

ソースは、ショウガ・チリとニンニクのブレンド・
正体のわからない黒いもの。
店員の姉さんに聞いたら、そのまんまブラックソースだと言う。

シンガポールでは肉にもごはんにもたっぷりつけて食べるので、
醤油をさらに濃厚にしたものだそうだ。
どちらかというと中国の黒酢に近い味だ。

ほかのソースもチキンによく合い、
チリ&ニンニクは好きな味だ。
パクチーにつけて食べるのも美味しく、ごはんがすすむ。

この店では、ジャスミンライスはおかわり自由で、
付け合わせというより飾りとなっているキュウリ・トマトまでも
ソースにつけて食べてしまい、
スープも濃いめなのでもう一回、おかわりお願いした。

店員の姉さんはどちらかといって無愛想だったが、
美味しく食べてる様子を見てか、
会計する時は満面の笑顔で接してくれた。

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