赤坂でごはん 改め 恵比寿でランチ  錦糸町のごはん

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10月18日 金太楼「ちょっと敷居の高い、大所帯のお寿司屋さん」

2007年12月08日 | 錦糸町 寿司
10月18日 金太楼
錦糸町店
墨田区太平2‐8‐11
3624‐5965

てっか丼 並1000円+大盛り100円=1100円

「ちょっと敷居の高い、大所帯のお寿司屋さん」

今日は寿司にする。しかも、丼ものがいい。
この店も、駅からは遠くて見つけにくい場所にあり、
少しでも時間帯を外すともう暖簾を下ろしてしまっている。
今日も際どい時間に会社を出たが、ラッキーなことに大丈夫だった。
店の前の看板には、少し変わったフレーズが書かれているが、
まずはスタンダードなランチメニューから紹介しよう。

にぎりは、さくら800円・ふじ1200円・上1700円。
ちらしは、特2200円・特上2800円・
特製ばらちらし1800円。
てっか丼の上1600円・中とろ丼2800円・いくら丼1200円。
このお品書きは、暖簾をくぐって初めて知ることとなる。
表の看板にあったのは、きんどん500円。
第1食・鉄火丼、第2食・バラちらし、
第3食・海鮮丼、第4食・ちらし。
普通に推理すると、毎週金曜日はこれらが500円で味わえるようだ。
レギュラーメニューにひらがなを使って、
あえてきんどんと区別しているのは、
敷居の高い店が普段来てくれない客層を開拓するための、
チャレンジメニューと判断できる。

店内は意外と広く、カウンターも座敷も品のある雰囲気。
厨房も広いのか、何人もの板さんの話し声が聞こえる。
上下関係は確立されている様子で、
先輩は下の面倒をよく見ているようだ。
この店の本店は浅草にあり、
そこを中心になぜか常磐線沿線に店を出している。
カウンターの内側には、年配だが若い客にも丁寧に接する、
感じのいい板さん。
厨房の若いのにシャリを盛らせて、赤身を自ら切り分ける。
料理人の命とも呼ぶにふさわしい細長い刺身包丁が
鮮やかな赤身をさばいていく。
後日になって知る事となるのが、この周辺の寿司屋は、
丼ものの盛り付けに一層のこだわりがあるようだ。
またこの系列店自体もどこでも同じものを提供するらしいことも興味深い。

板さんは、赤身を花びらのように一枚ずつ盛り付けている。
それが終ると粉になった海苔を、丼のふちにそって振り掛けている。
まるで、花火師が火薬を仕込んでいるようだ。
食べるのがもったいない感じがするが、
そこはありがたく美味しく頂戴する。
添えられたキュウリは新鮮でシャキシャキだ。
ガリは、黄色い。

お椀は、しじみの味噌汁。小粒だが上品な味。
50個くらいの小さなしじみが、いい味だしている。

期待以上の、なかなかお値打ちなランチとなった。

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