<白と黄色はお友達?>
ウォーキングをしていると良く目にする白い蝶。
ゴム動力が切れる寸前のおもちゃの飛行機の様に頼りない羽ばたきを見せたか
と思うと、不意に風に乗って2メートルも先に移動する。
モンシロチョウです。
周りを見ればモンキチョウも舞っています。
子供の頃から慣れ親しんだ光景ですが、この蝶達は色が違うだけ?
気になり調べてみました。
毎週水曜日は特にテーマを定めずに記していますが、今週は
モンシロチョウ属モンシロチョウ と モンキチョウ属モンキチョウ です。
分類からも明らかな通り、2種は別の蝶でした。
どちらも羽の黒い紋が名前の由来です。
黒い紋が着いた黄色い蝶なので「モンキチョウ」これは分かり易いですね。
かたや黒い紋が着いた白い蝶だから「モンシロチョウ」
ところが明治の頃の正式名称は「紋黒白蝶」でモンクロシロチョウだったそうです。
これでは長すぎる、ってんで、今の名前になりました。
モンシロチョウはキャベツ栽培と共に生息域を広げ、ここ100年間で
分布域の広さと個体数の多さで世界一の蝶になりました。
一方のモンキチョウは環境の変化にやたらと強い蝶。
北アルプスの高山地帯から40度を超える沖縄の海岸まで平気で飛び回り、
アザミやレンゲなど多くの花を訪れて蜜を吸います。
どちらも日本古来の蝶かと思いましたが黄色の方が歴史が古いようです。
白い方は奈良時代に大根の伝来に伴って日本に来たと言われています。
別の説では風に乗って自力で海を渡ったとも言います。
時に仲良くモンシロチョウがつがいで飛んでいる処も目にします。
素人目にはオスもメスも区別がつきません。
その道のプロは羽にある紋の色の鮮明さや、羽全体の白色の色調の差で
区別が着く様です。
当の本人、モンシロチョウ同士はどうしているのでしょう。
何千個も集まったモンシロチョウの複眼は何と紫外線を識別できるそうです。
その眼で見ると、紫外線の反射によってオスは黒っぽくメスは白っぽく、
一目瞭然だそうです。
紫外線が見えるし、空も飛べる。
成長しながら人生一大転換の脱皮も繰り返す。
頼りなげに飛ぶ蝶ですが、案外私達より一段高い所の存在なのかもしれません。
ウォーキングをしていると良く目にする白い蝶。
ゴム動力が切れる寸前のおもちゃの飛行機の様に頼りない羽ばたきを見せたか
と思うと、不意に風に乗って2メートルも先に移動する。
モンシロチョウです。
周りを見ればモンキチョウも舞っています。
子供の頃から慣れ親しんだ光景ですが、この蝶達は色が違うだけ?
気になり調べてみました。
毎週水曜日は特にテーマを定めずに記していますが、今週は
モンシロチョウ属モンシロチョウ と モンキチョウ属モンキチョウ です。
分類からも明らかな通り、2種は別の蝶でした。
どちらも羽の黒い紋が名前の由来です。
黒い紋が着いた黄色い蝶なので「モンキチョウ」これは分かり易いですね。
かたや黒い紋が着いた白い蝶だから「モンシロチョウ」
ところが明治の頃の正式名称は「紋黒白蝶」でモンクロシロチョウだったそうです。
これでは長すぎる、ってんで、今の名前になりました。
モンシロチョウはキャベツ栽培と共に生息域を広げ、ここ100年間で
分布域の広さと個体数の多さで世界一の蝶になりました。
一方のモンキチョウは環境の変化にやたらと強い蝶。
北アルプスの高山地帯から40度を超える沖縄の海岸まで平気で飛び回り、
アザミやレンゲなど多くの花を訪れて蜜を吸います。
どちらも日本古来の蝶かと思いましたが黄色の方が歴史が古いようです。
白い方は奈良時代に大根の伝来に伴って日本に来たと言われています。
別の説では風に乗って自力で海を渡ったとも言います。
時に仲良くモンシロチョウがつがいで飛んでいる処も目にします。
素人目にはオスもメスも区別がつきません。
その道のプロは羽にある紋の色の鮮明さや、羽全体の白色の色調の差で
区別が着く様です。
当の本人、モンシロチョウ同士はどうしているのでしょう。
何千個も集まったモンシロチョウの複眼は何と紫外線を識別できるそうです。
その眼で見ると、紫外線の反射によってオスは黒っぽくメスは白っぽく、
一目瞭然だそうです。
紫外線が見えるし、空も飛べる。
成長しながら人生一大転換の脱皮も繰り返す。
頼りなげに飛ぶ蝶ですが、案外私達より一段高い所の存在なのかもしれません。
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