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雑草の日:その名を忘れない

2019-06-18 06:59:47 | 日記
園芸種が野生化

 森林公園の歩道脇の斜面に生える数株の草、雑草らしからぬ可憐な花を咲かせています。
それを見るにつけ、あの人を思い出します。

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 ムラサキ科 ワスレナグサ属 ワスレナグサ です。

 ヨーロッパ原産で明治時代に園芸用に導入されました。
1センチにも満たない花ですが、青紫の鮮やかな色が目を引きます。
 日当たりと水はけの良い土地を好み、暑さには弱いものの耐寒性には優れています。
そのため一部が野生化、1950年代に長野県と北海道で最初に確認されました。
その後四国と東日本にも生息域を広げ、現在では各地で群生が見られます。
(侵入生物データーベース より)
 花言葉は「私を忘れないで」、この何ともロマンチックな響きが思い出を蘇らせます。

若者のカリスマ

 ワスレナグサは多くの楽曲のテーマに取り上げられています。
ナポリ民謡や倍賞千恵子さんの「忘れな草をあなたに」が良く知られていますが、私に
とってワスレナグサと言えば「忘れな草 Forget me not」です。
「街にうもれそうな 小さな忘れな草~」と歌ったのは1992年に亡くなった尾崎豊でした。
 大人の常識や世の中の縛りを打ち破ろうとする姿は若者たちから絶対的な支持を受け、
カリスマと崇められた存在でした。
魂を削る様に歌う姿に魅了され、私は30を過ぎて遅れて来たファンとなりました。

 事務所の移籍や不倫騒動で世間を騒がせた尾崎は、91年に3年ぶりとなる全国ツアー
を行いました。
5月20日の横浜アリーナを皮切りに9月28日まで全国48会場を巡る大規模なツアーでした。
 その最終日が何と長野市民会館だったのです。
若者のカリスマ尾崎のコンサートに出向くには、36歳はいささか薹が立ち過ぎているので
迷いに迷いました。
そしてとうとう行ったのです。

 18時半に尾崎が姿を見せると館内は総立ちです。
階段状の会場の最上段の座席にうずくまる私は、周囲の観客との年の差を気にしていました。
しかし館内の熱気に煽られて照れくささもいつの間にか忘れてしまいました。
2度のアンコールを含めて全24曲を歌いあげると尾崎はこう告げました。
「来年も6月からまたツアーをやるぞ」と。
 でも翌年4月25日に26歳の若さで急逝してしまうのでした。
 実際には10月30日に代々木オリンピック会場で単独コンサートを行っていますから、
正確には最後では無いのですが、とにかく迷った末にツアー最終日に出かけて良かった。
 還暦過ぎのオヤジが感傷に浸る姿を笑ってやってください。
私にとってワスレナグサと言えば尾崎豊です。
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