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身近な生き物:リンチンチンの反逆

2020-11-11 06:29:09 | 日記
ヘリまで捜索に加わる

 何と警察犬が逃げ出した!
そんな記事が先月末の信濃毎日新聞紙上にありました。
厳しくしつけられ人に従順な犬の代表格が警察犬、そんなイメージがぶっ飛んだ
驚きのニュースでした。
 何でそんなことになったのか、そこを知りたいのですが記事には答えが
ありません。
先ずはニュースの抜粋を。
 <兵庫県の山中で行方不明者を捜索中だった警察犬クレバ号がリードを振り
切り突然逃げ出した。
県警はヘリを飛ばして約40人態勢で捜索し、44時間後に逃げた場所から
100m程の木にリードが絡まって動けなくなっているのを発見。>
 肝心の部分は<逃げた理由は分からない。>とあるだけでした。
う~ん気になる。

 記事には2歳のオスのシェパードのクレバ号の写真が添えられていました。
昔懐かしの名犬リンチンチンをほうふつとさせる凛々しいお姿。
いったいこの犬の心の中で何が起こったのか。
 答えを探して色々検索しましたが、出て来るのは知らなかった「警察犬」に
関するあれこれの情報ばかり。

史上初のできごと

 そもそも警察犬って何?
<人間が遥かに及ばない嗅覚などの能力を訓練によって高度に発揮し、犯人捜査・
追求・逮捕などの警察活動を支援する犬の総称。>
現在はジャーマンシェパード、ドーベルマン、エアデールテリア、コリー、
ボクサー、ラブラトールレトリバー、ゴールデンレトリバーの7犬種が採用
されているそうで。(警察犬物語 より)
 国内には何頭いる?
都道府県に10頭配備されていると仮定すると全国で500頭、さて正解は?
<全国で1500頭以上が活躍中。
その9割は事件事故の都度役目を負う委託犬。>(Pepy より)
思った以上に大きな数でした。

 これまでに同様の脱走事件は何件ほど発生?
「史上初めてのできごと」、関係者は明確に否定しています。
 肝心の脱走の理由は?
獣医師が専門家の立場からこんな推理をしています。
<クレバは2歳の大型犬、好奇心が旺盛なので迷走してしまったと推測している。>
(獣医師石井寿美さんブログ より)
 たまたまの迷走なのか確信しての脱走なのか、真実には辿り着けません。

 もしかしたら動機を探る糸口になるかもしれないこんな情報がありました。
<一般に警察犬の寿命は短い。
厳しい環境下で長時間の任務に当たるので疲労とストレスに晒され続ける。
それが短命の理由と言われている。>(いぬのきもち より)
 クレバ号の行動は、警察犬の働き方改革を訴えた史上初の挑戦だった、そう
私は勝手に結論付けました。
コメント
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