燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

「おやつ、少しずつなら良いか」 いいえ、どうせならキチンと食べましょう!

2012-01-12 21:31:41 | 食べ物の話
「間食はダイエットに良くない」と、ほとんどの人が思うようです。
そして、ダイエットする人に聞くと
「あまり食べていない」と答え、実際に三時のおやつは減らしています。
しかし、効果が出ないのは何故でしょう?

レコーディングダイエットを勧めた人が
まじめに一日の食事内容を、毎日克明に記しました。

ヘルス・ウエイトにしたくて3時のおやつを大幅に減らしたけれど、
「3時のおやつを減らしたし、ほんの少しなので影響はないだろう…」と
食事の間に少しづつ、お菓子を食べています。
面談や電話での会話では、見過ごす部分です。
本人は「減らした」と思い込んでいるから話の中に登場しないからです。

しかし、ほんの少しだと思う間食のカロリーでも、
馬鹿になりません。

例えば、小さなチョコクッキーは1個50Kcal、プチシュークーリームは100kcal 、醤油せんべい1枚70kcal
あめ玉1個で30kcalあります。

甘いものはカロリーが高いと思い、
せんべいは甘くないので、つい2~3枚、安心して食べる人が多いですが、
意外に高カロリーです。

1月に体重を500g減らそうとすれば、1日120kcal減らせば良いのですから、
1日に2、3回食べるとせっかく減らした3時のおやつの意味はなくなります。
それなら、3時にキチンとおやつタイムを設け、食べましょう。

また、よほどの決意がないと、習慣だった間食を無理に止めても、継続は出来ません。
好物を食べられない事はストレスになり、モチベーションを下げます。
決まった時間に決まった量のお菓子を食べる事で満足感があり、
罪悪感を感じながら少しずつ食べるより、むしろ、間食量が抑えられます。

熱いお茶を少しづつ冷ましながら飲んでから
インスリン分泌を刺激しないように少しづつゆっくり食べて下さい。
200kcalくらいのお菓子が目安です。
お饅頭なら1個120g前後、タイ焼き1個200g強です。
一般に和菓子の方が洋菓子よりカロリーが控えめで、豆を使っているので体にも良いです。


私のお薦めは、間食するなら、洋菓子より和菓子、お菓子類より果物です。









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