最近すっかり筆(?)不精になっているが、元気。うん。
今回は、来たら絶対ネタにしてやろうとかねてから思っていた、生理痛について。
アカネは、幸運にもほとんど生理痛なんてない女である。普段は、「あ、下っ腹が引っ張られる感じがするなー・・・」ってゆー鈍い痛みがちょっとある程度。
前は、年に一回ぐらい強烈なのが来て貧血になっていたが、ここ3年は大丈夫だった。
それが、来たのである。
津波が。
今月予定通りに月の便りがやってきた、初日。
最初は、いつもみたいな気にならないぐらいの痛みだった。
お昼御飯の焼き飯を食べようとお皿によそって、口をつけようとした瞬間、アカネの中でささやく声があった気がした。
“やめといた方がいいかも。”
一瞬迷ったが、アカネはそのかすかな声に従い、焼き飯をフライパンの中に戻し、席を立った。
「やっぱ止めちょくわ。」
「え、あんた食べんが?」
「うん、でっかいがが来そうやき寝よく。」
アカネはもしもの事態に備えて、布団の中に潜り込んだ。
生理痛の対処法には、寝てしまうのが一番いい。クスリを飲むのは最後の手段である。
本でも読みよろっかな~♪なんて考えていたが、甘かった。
予感は的中した。
だんだん、子宮が絞られるような痛みがしてきたのである。
「うう、イテテテ・・・」
気を少しでも送れるんじゃないかと思い、下腹に手を当て、腹式呼吸を試みる。だが、意識をして吸って吐いてするのがしんどい。苦しい。
だんだん冷や汗が出てくる。
汗ばんで熱いけれど、今布団を少しでも持ち上げたら、部屋の空気が一気に身体を冷やして痛みが増すことがわかるので、ひたすら耐える。
あくびが止まらない。吐き気をもよおす前は、あくびがよく出る。酸素が足りない証拠だ。腹式呼吸を意識するが、よけい痛い気がする。
吐き気が這い上がってくる。
アカネは、生理痛がひどい時は吐いてしまうことがあるのだ。
昼食を食べなくてよかったと、心から思った。あの時、身体の声に逆らって一口でも食べていたら、間違いなく戻してしまっていたことだろう。
アカネは必死に吐き気から気をそらそうと、
「寝てるんだから、胃液が逆流するわけない!」
と身体に言い聞かせていた。
だんだん身体が軽くなり、痛みが和らいできた・・・と思っていたら、また暗闇の大津波のように痛みが襲ってくる。
何故か骨盤もミシミシ痛む。
その鈍痛が、ひざの関節にまで広がってくる。
下腹の内部がギューーーと握られるような痛みに耐えかね、布団の中で寝返りを打ったり、足を動かしたり。ひそかに悶絶しているのである。
痛みから少しでも気を反らそうとの行為であるが、逆によけい痛みを感じてしまったり・・・・
いったいどれだけそうしていただろうか。
あー・・・、やっと軽くなってきた・・・。
と思ったところまでは覚えている。その後、寝入りこんでしまったので。
んで、1~2時間寝て、布団を取り込まなくっちゃ・・・と思い起きだしたものの、痛みはだいぶ治まったが、今度は身体に力が入らない。貧血になってたんだろう。
しばらくごぞごぞしたものの、やっぱまだ寝なくては、ってことに気付き、また熟睡した。
その後はすっかり元気になった。
「おねえも、たまに帰ってきては“生理になったー”ゆうて寝込んで、“一日無駄にした”っていゆうわ。」
と母。
「この家、何か生理痛を起こさせるもんがあるがじゃないが。」
とアカネ。
そのあと、妹ののんも、何故か生理3日目にして廃人同様になっており、その後バッタリ倒れていた。
これと言って、その月特に身体とか精神に悪いことをした覚えもないのに、なんでだろ??
今回は、来たら絶対ネタにしてやろうとかねてから思っていた、生理痛について。
アカネは、幸運にもほとんど生理痛なんてない女である。普段は、「あ、下っ腹が引っ張られる感じがするなー・・・」ってゆー鈍い痛みがちょっとある程度。
前は、年に一回ぐらい強烈なのが来て貧血になっていたが、ここ3年は大丈夫だった。
それが、来たのである。
津波が。
今月予定通りに月の便りがやってきた、初日。
最初は、いつもみたいな気にならないぐらいの痛みだった。
お昼御飯の焼き飯を食べようとお皿によそって、口をつけようとした瞬間、アカネの中でささやく声があった気がした。
“やめといた方がいいかも。”
一瞬迷ったが、アカネはそのかすかな声に従い、焼き飯をフライパンの中に戻し、席を立った。
「やっぱ止めちょくわ。」
「え、あんた食べんが?」
「うん、でっかいがが来そうやき寝よく。」
アカネはもしもの事態に備えて、布団の中に潜り込んだ。
生理痛の対処法には、寝てしまうのが一番いい。クスリを飲むのは最後の手段である。
本でも読みよろっかな~♪なんて考えていたが、甘かった。
予感は的中した。
だんだん、子宮が絞られるような痛みがしてきたのである。
「うう、イテテテ・・・」
気を少しでも送れるんじゃないかと思い、下腹に手を当て、腹式呼吸を試みる。だが、意識をして吸って吐いてするのがしんどい。苦しい。
だんだん冷や汗が出てくる。
汗ばんで熱いけれど、今布団を少しでも持ち上げたら、部屋の空気が一気に身体を冷やして痛みが増すことがわかるので、ひたすら耐える。
あくびが止まらない。吐き気をもよおす前は、あくびがよく出る。酸素が足りない証拠だ。腹式呼吸を意識するが、よけい痛い気がする。
吐き気が這い上がってくる。
アカネは、生理痛がひどい時は吐いてしまうことがあるのだ。
昼食を食べなくてよかったと、心から思った。あの時、身体の声に逆らって一口でも食べていたら、間違いなく戻してしまっていたことだろう。
アカネは必死に吐き気から気をそらそうと、
「寝てるんだから、胃液が逆流するわけない!」
と身体に言い聞かせていた。
だんだん身体が軽くなり、痛みが和らいできた・・・と思っていたら、また暗闇の大津波のように痛みが襲ってくる。
何故か骨盤もミシミシ痛む。
その鈍痛が、ひざの関節にまで広がってくる。
下腹の内部がギューーーと握られるような痛みに耐えかね、布団の中で寝返りを打ったり、足を動かしたり。ひそかに悶絶しているのである。
痛みから少しでも気を反らそうとの行為であるが、逆によけい痛みを感じてしまったり・・・・
いったいどれだけそうしていただろうか。
あー・・・、やっと軽くなってきた・・・。
と思ったところまでは覚えている。その後、寝入りこんでしまったので。
んで、1~2時間寝て、布団を取り込まなくっちゃ・・・と思い起きだしたものの、痛みはだいぶ治まったが、今度は身体に力が入らない。貧血になってたんだろう。
しばらくごぞごぞしたものの、やっぱまだ寝なくては、ってことに気付き、また熟睡した。
その後はすっかり元気になった。
「おねえも、たまに帰ってきては“生理になったー”ゆうて寝込んで、“一日無駄にした”っていゆうわ。」
と母。
「この家、何か生理痛を起こさせるもんがあるがじゃないが。」
とアカネ。
そのあと、妹ののんも、何故か生理3日目にして廃人同様になっており、その後バッタリ倒れていた。
これと言って、その月特に身体とか精神に悪いことをした覚えもないのに、なんでだろ??
生理痛が変わったりするよ。
重くなったり、軽くなったり。
体って心よりも正直だったりするんやなぁと
なでなでしてあげたりします。
お大事に