あかねん日記

ブログ始めちゃいました♪

永遠の0

2013-05-29 23:36:48 | 日記
最近話題になっている小説家、百田尚樹さん著書の「永遠の0」



3ヶ月ほど前の中国に行く際、空き時間に読もうと思って何気なく本屋で買いました。
何か聞いたことある本だな~とか思いつつ、内容もよく知らず購入。
後で知ったのですが、以前から棋士の中でも話題になっていたり「碁的」などにも取り上げられていたんですね。
どうりで聞いたことあるはずだ。。

しかし私がここで紹介したいのは囲碁に関係している本だからというわけではなく、
この本にとても衝撃を受けたからです。
内容は戦争の話なのですが、読んで私の一番の感想は"勉強になった"です。


私は子どもの頃から、両親に色々な戦争関連の場所に連れてってもらっていました(連れてかれていた?)。
主に原爆関連の施設が多かったと思います。
戦争についての話も色々話してもらっていました(聞かされていた?)。
だから戦争のことについては割と興味があるし、この世代にしては知っている方かなと思っていました。

でもこの本を読んで、全然知らないということに気付かされました。。
そもそも戦争で日本兵がどこでどんな戦いをしていたか、何も知らないではないか!
それに気付いていなかったことに、私は衝撃を受けました。
本を読み終えたら、急に祖父の戦争の話を詳しく聞きたくなりました。

戦争経験者の祖父は現在93歳で健在です。
奈良に住んでいて、最近は2ヵ月に一度くらいのペースで会いに行っています。
健康体とは言えませんが頭ははっきりしており、話すことはできます。

母にこの本を読んでもらいその話をしたら、母も興味を持ってくれたので
一緒に祖父の話を聞くことにしました。
そして先週、祖父に話を聞いてきました。


今まで祖父の話で"戦争で捕虜になった"と言う話は聞いていたのですが、
今回はちゃんと順序だてて1から色々話してもらいました。
いつどこでどんな戦地へ行き、どうして捕虜になり、どう過ごし、どのように終戦を迎えたのか。

以前に聞いていた話も、初めて聞く話のように感じました。
祖父が存命中にこの本と出会えたことに本当に感謝しています。


この本は小説としてもとても感動する本です。
まだ読まれていない方はぜひ読んでみてください。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
戦争の傷跡 (彩香♪)
2013-05-30 03:48:53

万年級位者(恥)の私は…オーストリアで生まれドイツで育ちました。

だから...ドイツのユダヤ人虐殺の強制収容所跡を何回も見て来ました(>_<)

戦争は絶対にイケません!


Unknown (アレグ)
2013-06-01 16:37:53
本屋で見かけ、買おうか迷いましたけど、結構分厚い本ですね。あかねさんは、かなりの読書好きですね。私は、本が厚すぎて読む自信がなく買うのを断念しました。
Unknown (あかね)
2013-06-04 14:15:28
彩香♪さん

そうなんですか。。
戦争の悲惨さを皆が知って、もう繰り返さないでほしいですよね。


アレグさん

読書は大好きなんですけど、やることもせずつい読み続けてしまうので最近は控えてます。
本は分厚いほど読み応えがあって私は好きです。
読んでみました (チャーリー)
2013-06-07 04:52:52
太平洋戦争のことはある程度知っていたつもりでしたが、ゼロ戦についてはほとんど無知でした。
この本は、そのゼロ戦のことを知る上でとても面白かったです。(面白いという表現は不謹慎かもしれませんが)

僕の父は今年90になりますが、戦争を体験してます。
満州に赴いたらしく・・・
僕が子供のころ、こんな話を聞かされました。

「おコメの配給があってな、器をもらった時、真っ黒だったんだよ。
なんだ、黒いおコメかな?と、思ったらハエだったんだ。
そのハエを一つずつつまみ出して、食ったもんだよ」

こんな話しを夕食の時に(10回くらい)

まだまだ元気なので、今度実家に行ったとき、何気にもっと話しを聞いてみようと思います。
ありがとうございます (あかね)
2013-06-09 23:56:18
チャーリーさん

読んでくれたんですね!
ありがとうございます(私の本ではないけど

私もそういった戦争の悲惨な話はよく聞いたり見たりしてたのですが、ゼロ戦については言葉すら知らなかったです
戦争で具体的にどんな戦いがされてたのか、意外と知られてないのかもしれませんね。

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