あかない日記

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ポーランド・クラクフ  88 マンガ館

2018-07-17 | ポーランド紀行

 

 

ガイドからもう一つ案内があった。
 ヴァヴェル城壁からヴィスワ川の対岸に
特徴的な屋根の建物は「マンガ館」であると。


正式名は 日本美術技術博物館“マンガ”館で
 1994年にオープンしている。

1920年、ポーランド人コレクターから浮世絵や
掛け軸、漆器、着物など多数の日本美術品が
クラクフ博物館に寄贈され1944年に一般公開された。

公開当時、ポーランドの巨匠 
映画監督のアンジェイ・ワイダが見ていた。

その50年後1987年に、ワイダが京都映画賞を受賞し
その賞金を元にこれらの寄贈品を
展示するための美術館の建設に充てることが決定した。


建設には日本政府 稲盛財団 JR東日本からの寄付と
 設計には磯崎新がかかわっている。

因みに こちらの「マンガ」の綴りは
“Manga”ではなく“Manggha”としているのは
寄付者の名「フェリクス・マンガ・ヤシェンスキ」からという。

また 当方は“マンガ館”とあるから
“漫画”そのものと思ったが さにあらず

名前は「北斎漫画」から命名したそうだ。
 

マンガ館側から見たヴァヴェル城 

 

 


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