赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

共産党、政策委員長更迭 問題発言で current topics(138)

2016-06-29 12:00:00 | 政治見解



current topics(138):
共産党、政策委員長更迭 問題発言で




共産党は藤野政策委員長の「人を殺す予算」発言で混乱しています。
同じく民進党にも動揺が広がっています。

かなり深刻な問題になっているようです。
このままでは民進党、共産党とも票を減らすことが確実となってきます。

NHKの討論番組の中で発言を取り消さなかったのが致命的になっています。
稲田氏との討論の最中の出来事だったので、参院選への影響は免れません。


共産党内では、日ごろから国会の質疑、テレビ討論会、選挙の街宣カーなどで、「決めつけ型のレッテル貼りワード」を多用しています。「戦争法案」「アベノミクスの失敗」「政権の暴走」など党内で日常的に使われている言葉でもあります。

また、こうした言葉を討論の最後に必ず付け足して印象付けすることをあらかじめ申し合わせています。

藤野氏にとっては当然の発言をしたまでのことだったのですが、党内での常識が社会では受け入れられないことに気付かなかったようです。

共産党は平静さを装っていますが、党幹部は選挙戦への影響を恐れています。


一方、民進党はこの発言をめぐって、かねてから共産党との連携に反対していた議員たちから党幹部に対し猛烈な抗議が行われています。

選挙戦の最中でもあるので党内の混乱は公にされていませんが、選挙に大きな影を落としたとして、民進党内では分裂の動きさえ出始めています。


レッテル貼り発言は野党(民進、共産、社民、生活)の常套手段ですが、今後こうした手法が使いづらくなることは確かです。




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