ちくわブログ

ちくわの夜明け

「生き抜く狼」という集会に参加します。

2011-09-12 00:29:47 | 映画制作
今週末行われます「生き抜く狼―病舎からの再審報告」というイベントに出させていただくことになりました。

わたしが出るのは「新しい世代の語る『反日』」。
この「新しい世代」の一人として出ます。

ここでいう反日とはいわゆる反日思想ではなく、東アジア反日武装戦線のことです。
東アジア反日武装戦線というのは・・・1970年代、爆弾テロによる企業連続爆破事件を起こし、「狼」を筆頭に、「大地の牙」「さそり」と複数のグループで形成されている組織です。

中でも「狼」が起こした三菱重工爆破事件は死者8名、負傷者300名以上という大惨事を引き起こしました。


今、かつての武装闘争をどう見るか、死刑をどう考える?さらに震災後の社会をどう生きるか・・・こんな内容でわたしより若い女性、「さそり」の宇賀神寿一さん、救援の方、この四人でお話しします。



以下、チラシより転載。

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「生き抜く狼―病舎からの再審報告」

 一九七四年の三菱重工爆破闘争などで八七年に死刑が確定した、東アジア反日武装戦線狼部隊の大道寺将司さん、益永(旧姓・片岡)利明さんは、現在、殺意の不存在をめぐって第三次再審を請求しているところです。

 この第三次では、ビル空間における爆発力の拡大をテーマにしており、狼が意図しなかったところで爆発力が増大し大惨事を引き起こしたものであることを、科学的実験に基づき詳細に分析しています。現在、最高裁に特別抗告中です。

 ところが、大道寺さんは多発性骨髄腫に罹患し、益永さんは脳梗塞に倒れています。長期にわたる拘禁が、その原因であることは言うまでもないでしょう。

 そこで私たちは、獄中の二人の近況報告と獄中医療の問題、再審請求の今後の見通しなどについて報告する集会を予定しています。ぜひ、多くの方の ご参集をお願い申しあげます。

【生き抜く狼――病舎からの再審報告】

日時 :9月17日(土)14時~
場所 :日本キリスト教会館4階(東京・早稲田)
主催 :東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議(支援連)
会場費 :500円
内容 :川村理弁護士「第三次再審と今後」、大谷恭子弁護士「獄中医療の現状」、新しい世代の語る「反日」(特典映像上映あり)

問合せ先/電話番号03・3812・4645(風塵社)

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以上。
写真の絵は「荒井まり子原画展」より『侵略の旗-日の丸を喰いちぎる狼たち』
コメント (6)
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