謙虚さもほどほどに・・・

先日とある勉強会で
「○○さんは　こういう所がすごいですよね」と言われた人が
「ありがとうございます　私は人からほめられた事は
謙遜や否定せず受け入れてお礼を言うようにしてます」
と堂々とおっしゃってる姿を見て
ほんの数分前の自分を恥ずかしく思ったのです



数分前の同じ場で同じように人からほめられた僕は
「いや　全然自分なんて・・・たいしたことないんですよ　ほんと」
って答えていた



この１００％本当でも嘘でもない受け答え　
今まで何百　何千回答えてきたことだろう


そうすることが日本人の美徳　奥ゆかしさだと習ってもないけど　
いつの間にか刷りこまれてきたような気がする
この45年　何の疑問も抱くことなくそうしてきたことに
ふと違和感を感じる瞬間でした



確かに日本のスポーツ選手が会場でインタビューされる時
「いや自分の力でなくて　仲間や応援してくださったファンの皆様の力です」
的なコメントを必ず言う
しかし外国の選手は素直に自分の力、努力を認めて
自分で勝ち取ったことに何のためらいもなくコメントしてる気がする



よーく考えてみると今まで僕がやってきたことって　
人から認められたことをわざわざ一度否定してしまって
かたくなに認めない図式に見えてきた
実にマヌケな状況に見えなくもない（－－；



ということで　これからは人からほめられたら　
ありがとうございますと素直に言うようにして行きたいと思います
・・・がきっと「いやー　自分なんて」
って絶対反射的に言うと思うので
その時は遠慮なく突っ込んでやってください（＾＾；




小トラッチョ