赤い傘と一杯の珈琲とちょっと一息

なんとなく考えたことを書き留めていきます。

有言実行と不言実行

2014-09-24 | 言葉にする

最近、職場(?)である人にイライラしてしまった。

理由は単純で、何日までやると言ったもののやらずに放置。

結局、私がやることになってしまったのだ。
(やらないと見てられない私の性格が悪いのかもしれないが)




自分が言ったことくらい、責任もってしっかりやってもらいたい。
少なくとも、私自身は、自分で言ったことをもれなく実行しなければならないと思っている。


私にも、「今度飲みに行こうねー!」と言ったまま、実行していないものもいくつかあるのは事実であるが。

でも、これに関しては「社交辞令」というものの存在を取り上げるひつようがあるので、ここでは取り上げない。



「できないなら最初っから言わないでほしい」

勝手な私は、よくそんなことを言う。


できないことは言ってはいけないのか?







有言実行という言葉は、どうやらもともとはなかった言葉らしい。
小さい頃よく母にこの言葉を言われていた私は、有言実行のほうが正しい言葉だと思っていた。

でも、実際は不言実行をもじって作られた言葉であり、その歴史は浅いようだ。


不言実行: 文句や理屈を言わずに黙ってなすべきことをなすこと。


まさに、今の私に言っている言葉のようだ。


しかし、理屈もないままでとった行動に自分で責任が取れるのか。



もし、"ブラック"といわれる企業や、職場においてこの言葉が平然と使われているのだとしたら、

その責任は、もちろん会社がとってくれるんですよね?
と確認したくなる。

理屈抜きで、目的もなく、なすべきことを黙ってなすということが、美として語られることは、悪しき習慣の一つではないか。




学校教育の中にもそういうところがあるよな、と思ったり。

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薄霧の朝

2014-09-17 | 日記

なんだか今朝は調子が悪い。

いや、もしかしたら調子悪いと思っているのは自分だけなのかも。

うまくいっていないと思っているのは自分だけなのかも。


自分だけが取り残されたような。
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先のことなんて

2014-09-14 | 日記

一昨日見た映画。

やっぱり、実話だと思うと入ってき方が違うなと思った。

毎日かあさん(通常版) [DVD]








先のことなんて誰にもわからない。

そしたら、今のお互いを大事にしなくては。



今を見てあげなきゃいけない。

そして、私も今を見てほしい。





わがままなのかなと思ってたけど、そうじゃないかもしれない。
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学校に通うということ

2014-09-06 | 教育
「あの子を探して」という中国映画を見た。

あの人から進められた映画。

中国のある村の学校を舞台にした物語で、13歳の代用教員を主人公として描かれていた。

学校に連絡しようとしても学校がどこにあるのか、その村さえどこにあるのかもわからない。
という街での会話が印象的。

ものすごい格差。

著者 :
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 : 2007-02-28


同じくになのに、生活のベースが全く違う2つの場所。
リアルだったな
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日本のてっぺん

2014-09-03 | 教育
日本のてっぺんでの調査が終わった。

そこにはほんものの地域教育の実践があった。



学校がなくなっても地域に子育ての拠点を作らねばならないと奮闘する人。

学校がそれまで地域の子育ての拠点としていかに重要な役割を担っていたのかが痛いほどわかった。


――

少子化

二極化

各地で学校統廃合をめぐる攻防が巻き起こっている。


――


人口減少には勝てず、廃校が余儀なくされたとき、

考えなければならない。

「戦いはこれで終わりなのか」
「学校がなくなってしまったのならばすべて終わりなのか」


これは、日本のてっぺんからの問いかけである。





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