わが家の猫の額の庭、萩が完全に占拠して花をたくさんつけています。ただ萩を植えただけの庭です。好きなんです…
旧小柳町通りの丸三に味噌を買いに出かけたら、愛宕神社の脇の道でコムラサキがもうたくさんのきれいな実をつけていました。
このね、コムラサキの見られる道には不思議なものが二つあるので、写真に撮って来ました。
なんだか分かりますか、どうしてこういうものができたのか、近所に住んでいる平方木材の社長さんにそのうち聞いてみようと思っています。
この道が私道だと話は別ですが、もし前橋市の市道であると、普通はこういうものはできないはずなんです…
あ、これって、こういうものが存在してはいけないとヒゲクマが考えているのではないので誤解なきよう願います。
もう一つ珍しいものを、恵比寿通り(旧連雀町通り)のお米屋さんの店先です。
10分間見ていても動かないでじっとしている犬がいました。
置物なのか、生きている犬なのか、まだ分かっていません。たぶん…
お昼は前橋駅の南の瓢々亭でうどんをご馳走になってから、前橋赤十字病院の裏に行きました。
昔、前橋赤十字病院の北側には大きな鯉池が二つ並んでありました。
その一つが大嶋養鯉場、今は鯉の養殖池はなく、鯉は飼っていません。
でも、鮎はやっています。友釣りをする釣り人に「囮(おとり)鮎」を販売しているのですが、食べる鮎も分けてくれます。
活鮎を10尾3000円で分けてもらいました。1尾おまけ、3尾1000円だったんです。分けてもらったのは全部雄、雌はもう卵巣が大きくなってきていて身が痩せ始めているから、お願いして雄だけ分けてもらいました。
鮎の雄雌の見分け方が知りたいですって、今頃になると雄雌の見分けは簡単なんですよ。
尻ヒレ(腹側の一番後ろのヒレ)の形が違うんです。雌はヒレの前のほうが長くて大きなひれになります。オスは、ヒレの前のほうが短くて、全体に小さく見えます。どこかで鮎を見たら確かめてみてください。
6尾は一夜干しに加工します。背開きにして鰓や内臓を取り除き、流水に当てながら歯ブラシで腹腔や背骨周りをていねいにこすり、腹膜や腎臓をきれいに取り除いてやります。真ん中が開いて内臓を取り除いた状態、左がよく洗ったあと、見た目がすっかり変わります。
鮎は血の気の多い魚です。きれいにしたあと、さらに流水に10分ほどつけてきちんと血抜きしてあげます。こうしないと、おいしい一夜干しはできません。
血抜きした鮎を食塩水に漬けます。この作業を「たて塩」といいます。ヒゲクマは約10%濃度の食塩水に、約10分間漬けます。食塩水濃度は人によってかなり違います。海水並みの濃度(3~4%)から10%まで、人によって違います。
たて塩した鮎をキッチンペーパーでしっかり拭いて水分をとります。真っ白なきれいな身になりました。
脱水シート「ピチット」に挟んで冷蔵庫で保存します。8時間以上経てば一夜干し状態になっています。望ましくは12時間おいて下さい。
鮎の一夜干しについては2009年8月1日の「ヒゲおじさん厨房に入る」で紹介しました。そちらにはもっと詳しく書いてあります。
実は、たまたますごく有名な料理研究家がYahooグルメやカフェグローブに掲載している料理レシピで「鮎の一夜干し」を取り上げているのを見つけたんです。
それがひどいのは「腹に切込みを入れて内臓を取り出し」って書いてあるのに、添付写真は背開きの鮎なんです。これでは、おいしい一夜干しはできないなと思ったら、急に作りたくなったんです。
ここまでやって、城東小学校の寺子屋教室のお手伝いに行きました。
今日は、4年生以上はクラブ活動の日です。校庭ではドッチボール倶楽部が練習試合をしてました。
ヒゲクマがドリルが良くできた子に花丸の代わりに押してあげているスタンプです。今日は、ジジのを使いました。まだクマさんのとヒゲおじさんのは使っていません。
このスタンプ、結構な人気なんですよ。
鮎の一夜干しの焼物、鮎のフライ、そして鮎の酢の物、今夜は鮎尽くしの夕ご飯になりました。
明日から、国勢調査の調査票の配布作業が始まります。
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次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」(朝日新聞群馬県版)は、10月2日の予定です。