2024年度最後の期間の東京・ミュージアムぐるっとパスを昨日使用開始です。
前回見ごたえのあった NTT・ICC(東京オペラシティタワー) と移動距離が近いSONPO美術館にお邪魔してきました。ナナちゃんが待つ我が家に早く帰りたいと思う家内の意向を取りいれると二ヶ所です。
〇 SOMPO美術館です。
それでは、今回訪問したSOMPO美術館で常設展示されているフィンセント・ファン・ゴッホのひまわりは、2021年の8月から写真撮影が解禁されました。諸外国では著名な作品の横に並び同じアングルに収まって記念撮影する事もできました。日本がバブル景気に慕っている時代では、円高是正もしなければならない経済的理由もありました。それでも、日本の企業が世界的名画を買ったということで、もちろん好意的な声もあれば、53億円の買い物に“バブル景気の象徴”だと揶揄する声もあったそうです。自分の記憶では山梨県立美術館の落ち穂拾いを購入した時も記憶に残りました。
この作品を見たくて伺いました。日本びいきのゴッホですから日本でも人気なのは勿論です。
ただ、撮影にあたって禁止事項が特に主な三点ほどありました。
- フラッシュ撮影禁止
- 三脚等禁止
- 記念撮影禁止
ですが、多くの方が一箇所に滞留しない為だそうです。
『ひまわり』 1888年 フィンセント・ファン・ゴッホ
平日の午前中ということもあって、混雑することもなく、鑑賞することができました。
東郷青児作 『 超現実派の散歩』
東郷青児作 『 望郷』
その他多くの作品が展示されていました。
特に鑑賞していた感じた事は美大生なのか学生の方の多かった感じでした。
〇 NTT・インター コミュニケーション センターです。
1 野村ビルから京王新線までの距離がある事は分かっていましたが、記憶以上にあるのに驚いた程です。考えてみれば大江戸線の都庁駅から新宿駅までの区間がありますから。
京王新線が出来た頃、初台など京王線では行けない所が生じたのにはおどろきました。これも既に昔の話ですが。東京オペラシティタワーの4階で開催されています。
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3 二会場に分かれて開催されてました。
4 もう一つの催事です。(こちらはアップしておりません。)
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6 Digital X 北斎【急章】(その2) 真正の画工 創造と革新の道
順路通り見学していない所もあり、撮影順路が行きつ戻りつしている所もあります。撮影順にアップしました。ご了承のほど。
7 第三章 物語と肉筆画
詠歌美人図(似鳥美術館)
8 同
白拍子(北斎館)
9 同
花和尚圖(似鳥美術館)
8
10 第一章 画工(えだくみ)北斎の誕生
柳下傘持美人(北斎館)
11 こちらの東町祭屋台は360度デジタル画像を回転させることができます。本来なら見えない所も回転させることにより観る事ができます。
12 第六章 世界と利他の創造 北斎のクリエイティブ ディレクションとクリェイティブリーダーシップ(個人的に理解できないタイトルでした。)
岩松院本堂天井絵「鳳凰図」
前回こちらの天井絵をデジタル画像にする時のご苦労を拝見しました。
13 左の絵が上町祭屋台天井絵「男浪」で右の絵が同「女浪」(北斎館)
14 第五章 北斎の変革 画業を極める 新たな道 肉筆画
菊図 右幅 (北斎館) 菊図 左幅 (同)
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16 初台駅に戻ります。
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撮影禁止でした。
https://blog.goo.ne.jp/tsakaegoo/d/20150516
以前に岩松院に参拝にお邪魔した時も、手前の駐車場で時間調整してから伺いました。
何と言っても一番の見所は葛飾北斎の八方睨みの鳳凰図ですね。
NTT・ICCで天井画のデジタル化を見てからお邪魔したので記憶が凄く強烈でした。
その他、一茶の「やせ蛙 負けるな一茶 是にあり」ほか見どころの多い小布施でした。
小布施の記事は書きかけ状態でアップしていない記事が今でも残ってしまっています。
いつもコメントありがとうございます。
北斎の80歳過ぎまで生きて 絵に情熱を洩らし続けていたエネルギーには 驚かされましたよ〜
和尚さんに 床に寝転んでみてもよろし、、と
いわれたのには 驚かされましたが、、
「星空の中へ」も ちょっとコメいれてるよん〜みてくださると 超〜うれし〜
早とちりでコメント数が複数になっていたので、何故か見落としてしまいました。
大変失礼しました。
絵文字が沢山載れば許されると思っている訳ではありませんが。
思考に思考を重ねてご返事させて頂きます。
空の頭を叩いても何の名案も浮かびませんが。
岩松院の八方睨みも凄く感動しました。
世界の100人の偉人だったかに載っている歴史上の日本人は葛飾北斎、只一人です。
海外ではそれ程評価されているのが嬉しいです。
芸術はそれ程までに人類に与える影響が大だと思っています。
腹は膨らませてくれませんが、心を無限に膨らませてくれる芸術・文化が花開いた事が嬉しいです。
床に寝転んで天井を見上げた経験は掛け替えのないものですね。
いつもコメントありがとうございます。
素敵な週末をお過ごしください。
SEE YOU.