気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

母と娘の ポルトガル古都巡り その5 リスボンに戻る

2014-11-03 22:11:22 | 海外旅行

 大変、大変。

お金が無くなったわ。

昨日の夜の段階で二人合わせて現金100ユーロぐらい。・・・・といってもカードがあれば何とかなるはず。

豪華なディナーもらくらくカード払いでOK

カルダス・ダ・ライーニャまでのバス代往復と、リスボンまでのバス代は楽勝。

でもそろそろ両替しなくては間に合わない

 

15日 6日目 後半 リスボン

 15時頃オビドスからリスボンのホテルに戻った。

早速両替をしに近くの銀行を3つ廻ったが、(ホテルはビジネス街だったらしく、銀行が沢山あった)

どこも時間切れとかで、両替をしていなかった

娘が案内書で、地下鉄の2つ先のレスタ・ウラドーレスという駅のそばに両替所があるのを見つけた。

今日はもう間に合わないわね・・・・・とお気楽母娘は、リスボン中心地散策へ

 

アウグスタ通りから勝利のアーチへ

この辺は、バイシャ地区と呼ばれ、レストラン、土産物屋などが並び、リスボンで最もにぎやかな繁華街。

この門を抜けると

コルメシオ広場  この周囲に市役所や、官庁舎がある。

 

 

コンセルヴィエラ・デ・リスボアという缶詰屋さん。   後は全部缶詰。

店の前に人が溢れ、世界各国からの観光客が集まるらしい。

缶の前でこれは何かしら?と話していたら、いきなり日本語で、

「イカ、辛い、オリーブ、イワシ、マグロ」 などなど説明があってビックリした。

包装がかわいい。

このあと、お土産屋さんを、数軒まわった。

 

やっと、待望のケーブルカー、(グロリア線)に乗った。

細い曲がった道をケーブルカーが走る光景は、ポルトガル名物。

さあ、夕食を食べましょう

シナル・ヴェルメーニョ 案内書には 「美味しい料理を手軽なお値段で」 とあった。

アズレージョが爽やかな店内。

 

 

今の時期のおススメは 兎のアローシュ(リゾット)だという。

語学はダメだけど、勘が良くなってきて、「ラビット、アローシュ」と言っていたので、多分おススメなのね。

ほうれんそうのスープ、そして、ポルトガル名物イワシの塩焼き。 一人前4匹も出てくるけど、日本と同じ味でとても美味しい。

お兄さんが、娘に 「美味しい?美味しい?」と聞いてくる。

兎の肉は臭みもなく、鶏肉のよう。 でも多すぎて残してしまった。

なるべく少量頼むことにしているけど、いつも食べ切る事ができないのが残念

(これで40ユーロぐらい。一つ一つが大皿です)

 

 帰り道、地下鉄のホームの階段を下りていたら、ちょうど電車が発車する所だった。

どうせ間に合わないからと、ゆっくり降りていたら、運転手さんと目があった。

「乗る?」  ってジェスチュアーで聞いてきた。 

私達がうなずくと、 電車がなんと、待っていてくれた

信じられない  時間どおりの日本では考えられない出来事だった。

ポルトガルの街はちょっとした事が温かい

 

この日も 一日曇り  

 

 

16日 7日目

 この日は 世界遺産の街、シントラへ。

コースは リスボン→シントラ→ロカ岬→カスカイス→ リスボン

両替所に行って、日本円をユーロに替えてから出発

 

リスボンのホテル。ここに5泊した。             やっとケーブルカーと一緒に撮れたわ

 

40分ほど電車にのり、シントラへ。

シントラからバスに乗り、ペーナ宮殿へ。山深く入り、霧がどんどん濃くなる。

 

 

 

19世紀に完成した城。 ドイツのルートヴィヒ2世のいとこにあたるフェルディナンド2世が建てた。

濃い霧に阻まれ、不思議な雰囲気が伝わりにくいが、アズレージョと室内装飾が見事

 

その後、シントラの街に下り、お菓子屋で昼食。

クレープに野菜やチキンを挟んだもの、丸いお菓子などをたべて、元気回復。(12ユーロぐらい)

 

その後、広場にある王宮へ。

ポルトガル王家の夏の離宮だそうだが、アズレージョや天井画が素晴し過ぎる

王宮から広場を見る

 

ムーアの城壁へ

疲れたので、省こうかと思ったけれど、行って良かった。 この日一番感動した。

写真をどうぞ

入り口

おじさんがこわごわ歩いてる。 私は怖いわ無理

             

これぐらい幅があれば歩けます

延々と続く階段。

 

万里の長城は行った事がないけれど・・・・・・

シントラの街をはるか下に臨む城壁は壮大

           

突端にも行けるようだが私はパス。

この城壁はは7~8世紀にムーア人によって築かれたそうだ。

一つ一つ人力で石を積み上げた途方もない作業に感嘆

 

バスに乗ってロカ岬へ 

 ここはユーラシア大陸の西の果て。

ポルトガルの人には感慨があるのでしょうね。

ポルトガルは後ろに強大なスペインがあり、国土を広げ、発展を図るには、この海に出ていくしかなかったのです。

           

風が強く、寒かった。バスは予定時間より1時間も遅れ、体が冷え切った。

 

この日の夕食

 

ポルトガルにはお惣菜屋さんもたくさん見かける。

胃も疲れてきたので

タラのコロッケ、チキンのコロッケ、カレー味のミートパイと野菜を買って、ホテルで簡単に食べた。

(この3つで8ユーロぐらい。

 

いよいよ明日一日

 

この日の天気は雨・雨・曇り 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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4 コメント

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いいなぁ~♪ (mako)
2014-11-04 11:34:59
至る所に素敵なアズレージョがあって
本当に目の保養になりますね。

個人旅は食事の心配もあるけど
私の様に食べ無い人には凄く便利です。

ポルトガル好きになるかもv(*'-^*)b
makoさん (☆銀河☆)
2014-11-05 23:58:23
アズレージョ、アズレージョ、アズレージョです。
絵や、タペストリーは、次第に古びて
時代がかってきますが、アズレージョはいつまでも
鮮やかです。
古い建物が多いのに、暗い感じがしないのは
アズレージョのせいもあるようです。

食事はどこも美味しく安いので、食べられない私も、
注文してみたくなります。

ポルトガル、いい所です~~♪
Unknown (ビオラ)
2014-11-09 14:31:22
アズレージョの事は知りませんでしたがこちらでその素晴らしさを存分に楽しませてもらっています
長い年月に色もあせずに当時のままを残すアズレージョの良さですね
お金が足りなくなりそうで両替もなかなか思うようにできなくても
頼りになる娘さんとの二人旅は余裕、余裕ですね
いいなぁ~~、と思う事ばかりです
:ムーアの城壁、まさに万里の長城のようです
でも写真で見る限りこちらの方が怖そう・・・
どこの国でも外からの敵を防ごうとする思いはおなじなのですねぇ
ビオラさん (☆銀河☆)
2014-11-12 23:42:14
またまた、返事が遅くなりすみません。

>長い年月に色もあせずに当時のままを残すアズレージョの良さですね<
全くその通りですね。
壁画とか、タペストリーなら、数百年の間にくすみ、薄汚れて
暗い雰囲気になっていたと思います。
古い街が多いのにポルトガルの印象が明るいのは、
アズレージョのおかげですね。

お金がなくとも、私のカードが一枚残っていたので、
余裕でした。
でもカードが残ってなかったら、そして私の日本円とユーロも取られていたら、
本当にアウトで、大使館に駆け込む所でした。

この断崖絶壁に建てた城壁を超えて攻め入るのは
至難の技ですね。
いったいどんな戦争がおこなわれたのか、興味あります。

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