1月17日は阪神淡路大震災から21年目にあたる日でした。
特集番組はほとんどなく、唯一の番組、NHKスペシャル「震度7・都市直下地震何が生死を分けるのか」に引き込まれ、見入ってしまった。
今だから可能な、詳細なデータを積み重ね、分析した番組で、説得力があった。
死者の中の5036人の検死書が残されており、そのデータから、死因、亡くなった時刻、場所を特定し、
かなりの方が、数時間は命を保っていたことが分かった。
けれど即死の方も多く、窒息という理由で亡くなる方も多かった。
これは体の損傷が少ないにもかかわらず、胸、みぞおち、腹が木材などで圧迫され、呼吸困難になり死に至るケースだ。
更に保っていた命をなぜ救えなかったかについて追及し、
〇火災の発生・・・・地震直後ではなく、数時間後の火災発生は 電力会社の記録と、消防庁のデーターを照らし合わせると
通電火災という事実が浮かび上がってくる。
地震後電気が復旧すると、崩壊した家の中の電気ストーブなどが点火してしまい、燃え広がる。
〇交通渋滞・・・・・安否確認のための一般車両が大渋滞を起し、救助の消防車のゆく手を阻んだ。
当時の航空写真を分析してみると、渋滞の先頭には道路に大きな段差ができていた。
結論として、①圧死や圧迫による窒息を防ぐよう、家の構造をととのえること。
②地震時に、家の電気を一時遮断する地震時通電遮断装置をブレーカーに取り付ける (とても簡単な装置、調べなくては!)
自分の家からは火を出さないという事ですね。
③道路の緊急補修対策も考えられてはいるが、まだまだ。
根本的な緊急時の交通対策はまだ全く手が付けられていない状態である。
データの積み重ね明けでなく、当時の関係者の話や実験も交え、たった50分の番組だったけれど、内容が濃かった。
5036人のデータが、1人につき1行に納められ、延々と続くのを見ると、人の死があまりに簡単に奪われた大震災の不条理を
複雑な思いで考えてしまった。
ブログ新年会の事を書こうと思いましたが、直前に見たテレビがあまりに印象的で、これはまた次回。
月曜日に気分が悪くなり、その後は家で大人しくしていた。
元文庫と、着物の友人との新年会をキャンセル、英語と太極拳もキャンセル。
ひたすら、土曜日のブログ新年会に備えて体力温存。
けれど、木曜日、一つだけ舞台に出かけた。
チケットがもったいないし、見たい、絶対に見たい!!
厚着、腹巻、ホカロンといういでたちで、最短距離を歩き、最短時間でお出かけした。
それがこれ
行って良かった。
蜷川さんの芝居はかなり見ているのですが、泣けて泣けてというお芝居は初めて。
主人公達の、どうにもならない切なさが、しっとりと伝わります。
椿が降る舞台の美しい事と言ったら・・・・・
蜷川さんの椿はほかの舞台でも結構見ているので驚きはありませんが、猿之助、宮沢りえ、段田安則の名演が重なり、
椿の色も一層映えました。
雪の日のお出かけでなくて
良かったですね。と、本当に思いました(笑)
シアターコクーンは渋谷駅から歩くので
ちょっと危ない。
元禄港歌の舞台演出は本当に綺麗でした。
あらすじ的にはもう一歩の感がありましたが
色彩感覚が素晴らしく、高額のチケットも仕方が無いかなぁ~と妙に納得しました。
お体お大事にしてくださいね!
先日の新年会は暖かくて最高の日でしたね。
昨日だったのですね、阪神淡路大震災。
犠牲者が多い少ないで推し量ったら怒られてしまいそうですが
どうしても東日本大震災の方が近いせいもあって、昨日の日にちは忘れていました。
銀河さんのように、何時までも頭に残しておかなければいけませんね。
↓の記事で観劇中に気分が悪くなり家に帰り、私達の新年会の為に
他の用事をキャンセルまでして体力温存しててくれたのですね。
お陰様で楽しい新年会で、皆さん喜んでいましたね。
本当にありがとうございました。
「元禄港歌」観れて良かったですね。
写真の市川猿之助さんの女形、色っぽいですね。
月、1回、近所の歌舞伎会という仲間に4年ほど前に入れてもらい、
毎月お金を積み立て、良い席で歌舞伎を見ます。
1月はいろいろあるので、本当は2月にしてもらいたいのですが、
そうもいかないですね。
風邪は何となく治ったみたいです。
心配して頂き、有難うございます。
元禄港歌・・・・・良かったですね~。
キレと勢いがあり、ストーリーもはっきりし、
何より綺麗でした。
ホント、高かった。絶対に無駄にできないチケットでした。
丁寧に書いてあって、写真も私が気が付かなかったものが多かったです。
楽しんで頂けて、本当に嬉しいです。
新年会までに治らなかったらどうしようと思ってました。
皆さんお忙しいので、日にちの変更も難しいし・・・・
最悪、どなたかに頼まなくてはと思ってました。
でも、治った~~~♪
阪神淡路大震災は、その後の東日本大震災の被害の甚大さに記憶が薄れつつあります。
でも今の技術だからこそできるビックデータの解析に、
教えられることが沢山ありました。
あの時の衝撃を思い出します
東海地震が言われていましたが今一つピンとこなかったのですが
あの地震があって以来家具の転倒防止や非常持ち出し品など
地震への備えの必要を強く実感するようになった気がします
こちらの自治体も緊急車両の通れる道の整備なども始めて
多くの犠牲を無駄にしない努力はされている気がしますが
年月による風化は否めません、メデイァによるこうした特集は大事な事ですね
体調不良を押して出かけた「元禄港歌」満足できてよかったです
本気で考えました。
ビッグデータってすごいですね。
一人一人の死の状況とか、細かなデータはあるのに、
それらをまとめ、大きな視点で研究する技術が
今までなかったそうです。
今だから浮び上ってくる事実があるのですね。
もう出尽くしたと思っていたのですが違うそうです。
問題は非常時の交通ですね。
大作が進んでいないのが怖いです。
お芝居、不調を押して出掛けて良かったです。