気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

イタリア旅行・その4  フィレンツェ1日目(13日)

2011-09-30 11:28:18 | 海外旅行

 

 朝9時20分、ローマ・テルミニ駅を出て一路フィレンツエへ。

前日、広いテルミニ駅の構内のエレベーター・エスカレーター・動く歩道を確認しているので気が楽。

駅まではトラムで一駅乗り、駅の構内は最短の道を通ったので、

重い荷物もそれほど負担がなく、らくらく移動できました

 

ヨーロッパ超特急、ユーロスター。

フィレンツェまでは一駅、約1時間40分

大きなキャスター付きトランクを持った観光客で満席、車内は荷物でごった返しています。

外国人は、キャスター付きのスーツケースを軽々かつぎ、網棚に載せていますが、その体力にビックリ!!

やはり肉食人種と菜食人種は体力差がありますね。

私達は、スーツケースを無理やり足元に押し込み正座のような不自然な姿勢でフィレンツェまで。

でも、眠りましたよ。体力回復!!

 

 フィレンツェ一日目。

ホテルは、街の中心、 サンタ・マリア・ノッヴェラ駅(中央駅)のすぐそば。

とても便利の良い所!!荷物運びで疲れなくてすむわ~

ホテルに荷物を置いて、すぐ出発

3分も歩かないうちに、街のシンボル ドゥオモに着いた。

ここは別名 「花の聖母教会」 とも呼ばれ、1296年から140年もかけて完成。

白い大理石を基調に色大理石や彫刻で装飾された華麗な教会。

ルネッサンスのシンボルと言われている。

 

フィレンツェは、15世紀メディチ家の庇護のもと、最初にルネッサンス文化・芸術が花開いた所。

ルネッサンスでは それまでの無表情で堅苦しい芸術から

ギリシャ・ローマ時代を手本にした生き生きとした表現に変わった。

メディチ家は、ドナテルロ、ボッチチェリ、ラファエロなど多くの芸術家を支えた資産家。

フィレンツェではルネッサンスの絵画・彫刻がふんだんに見られるわ

ローマの遺跡めぐりとは別世界。

赤と緑の大理石の装飾が華やか。

右はジョットの鐘楼。

後で、後ろの丸い屋根のクーポラに登るつもり。

あの帽子の先にちょこんと乗っている飾りのようなところまで登ります。

ワクワク~

娘と私は、どこに行っても高く登れるところはできる限り登る。

高い所から街を見下ろすと、街全体が見渡せてスカッとします。

これ、人間の本能かしら?

 

 

教会の前のカフェでランチ。かつパンと、海鮮サラダとお菓子

 

 

こんな路地を通る。

ローマとは違い、ゴミも落書きもなく、とても落ち着いていて居心地が良い。

革細工や、石の飾りなど昔ながらの手仕事の店も多く並んでいる。

フィレンツェにいる間バスに乗ったのは1回だけ、。

すべて歩いてまわったけれど、街のサイズが歩くのにちょうどよくて、

ヨーロッパの古い街歩きを堪能した

 

メディチ家の宮殿。 外部はわりと地味。

 

 

内部はさすがに豪華です。

 

 

サン・ロレンツォ教会

街の支配者、メディチ家の菩提寺。 外部はなぜか未完成。

教会の中庭。

街中にほとんどグリーンがないので、ここはとても落ち着く。

手すりに腰かけて一休み

この建物と接して豪華なメディチ家礼拝堂、そして、ミケランジェロが手掛けたメディチ家の墓所がある。

写真が撮れなかったが、墓の上にあるミケランジェロの2対の彫刻 

「曙」と「黄昏」 、「昼」と「夜」が素晴らしく、暫し見とれました~~

 

 

ゼリーや、飴のお店。色とりどりで形も美しい。

食べてしまうのがもったいないなぁ。

本日のメーンイベント・アカデミア美術館へ。

入場するための行列。 炎天下大変そう

でも私たちは、予約しているので行列を尻目にらくらく入場よ

今回の旅行では 娘が混みそうな所は全て予約してくれたので、

行列に並ぶ手間も、チケットを買う手間も省けて楽だった。ありがとうね~。

フリー旅行も回数を重ねるとどんどん要領が良くなってくる。

前回内部の写真はOKだったけど、今回はダメ!!

ミケランジェロのダビデ像が有名。

ダビデと一緒の写真をお見せしたかったわ~。

ちなみに私は名画と一緒とか名彫刻と一緒という写真を撮るのが大好きなのです。

 

いよいよドゥオモのクーポラに登る。

ドームの真下から天井を眺める。素晴らしい絵画で埋め尽くされている。

手を伸ばせば触れることが出来そうな臨場感

 

さらに上に上る階段。

ここは写真を撮るために比較的広い所を選んだ。

実際はもっともっと狭く、最後のほうは体を小さくして階段を上る。

やっと到達!!!!!

たぶん階段数が400から500段ぐらいあったと思う。

さすがの娘も膝がガクガクすると言っていた。私もくたびれた~

でもこの景色に疲れも吹っ飛びます。

フィレンツェ特有の赤い屋根がどこまでも続いて、ヨーロッパの古い街にいることの幸せを実感。

 

鐘楼と、クーポラ。

下から見ると小さいけど実際は結構大きな石積みなのです。

 

教会内部。天井画が素晴らしい。

ず~っと歩いて、ここは世界遺産に指定されている、古い街並みの保存地区

 

いろいろな地方の銀行の古い看板などがあり、経済の中心地だったらしい。

私のガイドブックにはこの地区のことが書いて無くて、良くわからない。

街角の回転木馬。

地元のおじさん達が周囲で和んでいた。

 

保存地区を抜けると サンタ・トリニタ橋。

向こうに見えるのが有名なポンテ・ヴェッキオ橋。

ぐるっと歩いてあの橋まで行きます。

橋の上は、貴金属のお店が沢山並ぶ。

以前来たときはここはスリのメッカで、目つきの悪い人も多かったが、

警戒が厳しく、今はそれほどでもないのかしら?

 

リヤルト橋を渡った先は商店街。

手袋専門店のショーウィンドウ。

フィレンツェで絶対にやってみたい事の一番は手袋専門店で手袋を買うこと。

明日挑戦します

こんな子供服を着たお嬢ちゃん、想像するだけで楽しい。

ジェラート屋は沢山あるけれど、ここはアイスキャンデーの専門店。

全部果物が材料。3ユーロぐらいだった。

 

キャンデーを食べながら、シニョリーア広場へ。

ありました!!

広場にダビデ像のレプリカが。 高さ3メートルほど。

美術館の像より、こちらの方が市民に親しまれているのでは?

何もかも壮大なローマから来ると、落ち着いた街のたたずまいに、とてもホッとする。

(たまたまここは混んでいますが)

ダビデ像の奥のヴェッキオ宮殿を覘いてみたが、 入り口の庭園だけで満足。

 

 夕飯は広場のレストランで。

隣り合ったフランス人夫婦が、おいしいですね~と話しかけてきた(たぶん)ので、

和やかに優雅に?夕飯を食べた。

 

やっとフィレンツェに来ました。

ローマは沢山まわりましたが、何もかも壮大で広く、疲れました。

フィレンツェは街のサイズもちょうどよく、ゆっくりします。

娘は、さぁ、明日は買い物だと張り切っています。

ではまた明日

 

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4 コメント

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フィレンツェ (ビオラ)
2011-10-02 15:27:32
ルネサンスが花開いた街だけあってどこを向いても芸術的な街なんですよね
「花の聖母教会」、その美しさに感嘆の声をあげたのを思い出しました
ここでもクーポラに登ることができるのですねぇ
ツアーではそこまでは行かせてもらえませんでした
あの赤茶色の屋根の景色はまさにフィレンツェの景色
私たちは高台から街を見下ろすスポットからこの景色を眺めました
アイスキャンデーの専門店ですか、色とりどりが見事に並んでいますね
こんなのを見たら食べずにはいられないでしょう(笑)
手袋専門店、こちらも色が豊富ですねぇ
やわらかくてはめやすそうな感じが写真からも伝わってきます
どんな手袋を買われたのかな?
返信する
芸術とツーショット! (だんだん)
2011-10-02 23:20:19
銀河さん、芸術品とパチリの趣味があるなんて可愛い♪
ルネッサンス花開くフィレンチェを堪能でしたね。
ツアーなのに、合流グループ行動を申請したもんで。
この街では、ワインと食事とオシャベリが忙しくてね!
写真を見て、ようやく思い出す有り様でして。
ベッキオ橋は、金銀でキランキランして強烈でしたね。
あの塔の上まで登ったのですか、ますます見直しました!
駅前のホテル、チケットの予約など、効率的な計画が功を奏して良かったこと。
これも二度目の余裕かな♪

返信する
ビオラさん (☆銀河☆)
2011-10-03 00:24:03
 そうそう「花の聖母教会」は
姿が向こうに見えてくるだけでワクワクしますね。
今までの世界が一変して、華やかな世界に放り込まれた気がします。

クーポラも登れるし、隣のジョットの鐘楼も登れますが、
クーポラで500段近い階段を登った後、
400数十段の鐘楼を登る元気はありませんでした。

フィレンツエの街を見下ろす広場は
ミケランジェロ広場ですね。
あそこは素晴らしい景色ですね。
夕暮れの広場に行こうとバスに乗りましたが、
疲れていたので間違え、他の場所に行ってしまいました。
でもバスでアルノ川沿いの景色を堪能したので満足でした。

ラズベリーアイスキャンデーは美味しかったです。
もっといろいろ食べてみたかったです。


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だんだんさん (☆銀河☆)
2011-10-03 00:36:55
 エッ?だんだんさんはツーショット撮らないの?
絶対に日本では撮れないし、
現地の規則が緩い美術館に行かないと撮れない貴重品よ。
あこがれていた絵などと一緒に撮るなんて
大感激の一瞬です♪

イタリアはどこもおいしいですね。
だんだんさんがワインと食事とおしゃべりに忙しかったのも
わかる気がします。
ローマと違い、少し気が緩む街ですね。

2度目の余裕は確かにあります。
街のことを詳しく調べずに済むので、
出発前の気分がとても楽~でした。

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