一気に書くつもりがサボってしまいました。
4回前のブログの続きです。
2日目 23日
公共の宿・サン勝浦に宿泊。 部屋から見える海の景色、雰囲気、お料理、すべて合格
朝の静かな海。
朝食に干物のバイキングがあり、自分用のコンロで焼いて食べるのが珍しかった。
ラッシーママさんに連れて行って頂いた、自分で焼いて試食できる干物屋さんを思い出した。
紀伊勝浦のおさかなも美味しい。
紀伊勝浦の駅前。レトロな商店街に心惹かれる。
松島のように、美しい島々を眺める観光船もあり、ゆっくりこの街を楽しみたかったが時間がない。また今度来ましょう。
駅前でレンタカーを借りた。
那智神社のふもとにある大門坂駐車場から、5分ほど歩くと、いよいよ熊野道。 憧れの熊野道です。
熊野古道はいにしえの庶民や、信仰篤き人々が熊野の聖地を歩んだ道で、いくつものルートがある。
一番大変なのが、高野山から熊野本宮を結ぶ、小辺路(こへち)。
紀伊半島のほぼ中央の山道を通り、70キロ、3泊4日かかる。
その他に、大辺路(今は国道)、伊勢路、などがある。
今回歩くのは中辺路の、ほんの入り口部分。
いよいよ熊野古道。 棒の杖は所々に箱があり、 「ご自由にお使いください」
熊野神社というのは、熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社、3つの総称。
まず、那智大社と那智の滝に行く。
この途中、大門坂付近が、熊野古道。
熊野古道入り口近くにあるのが、夫婦杉。
あら、平安カップルがいる
熊野古道のポスターにもこんな写真がありましたよ。
衣装は、手前にあるお茶屋さんで貸してくれるようだが、これを着るカップルがいるのにビックリ!!
多分、これを楽しみにやって来たのでしょうね。ほほえましいわ~。
こちらは本物の行者さん。 足取りがしっかりしていて早い。
写真ではなだらかに見えるけれど、実際は階段も多く、結構しんどい道です。
私達より年上のご夫婦は、国道に接する場所でリタイアされ、奥様が道端で休んでおられた。
ご主人が駐車場まで戻り、車で那智大社まで行く事にされたそうだ。
しばらく行くと広場に出て、そこからは那智大社の参道となる。
ウワァ~~ォ ずいぶん登ってきたわ~~
途中にある茶店で、美味しい水のコーヒーを頂く。
この景色を眺めながらのティータイムは至福の時間。
那智大社の鳥居
那智大社
境内にある楠。
木の下に穴があって胎内くぐりができる。 もちろん3人ともくぐりました♪
意外と大きくて、中に階段があり、私の背の高さぐらいの所に出口がある。
隣にある青岸渡寺。
寺を下ると五重塔。 那智の滝をバックにして豪華な風景が広がる。
下って、下っていくと 那智大滝を祀る神社がある。
幅13メートル、落差133メートル、日本一の那智の滝。 初めてです
今年は水量も多く、見ごたえがあるということだ。
那智の滝からバスが出ているのだが、1時間に1本、それも混み合いそうなので、歩く事にした。
思いがけずのハイキング。 気持ち良かったわ
駐車場に戻り、車で熊野速玉神社へ。
ここは全国の熊野神社の総大社だそうだ。
境内。
熊野三山の残り一つ、熊野本宮は今回の旅行では行けなかった。
また次回のお楽しみ。
でも、熊野は遠いので、いつになる事でしょう。
是非行きたいわ。
新宮でレンタカーを返し、14時49分発のワイドビュー南紀に乗って4時間半、二見ヶ浦へ。
遅いランチですが、新宮駅前の徐福寿司で買ったお弁当。
松坂牛の巻きずし(甘辛の牛肉がぎっしり)、サンマ寿司(頭も付いている)、 田舎寿司(おぼろ昆布のお寿司など)
どれもいいお味。
宿は二見ヶ浦駅前の民宿です。