気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

4泊5日 台湾旅行 Ⅱ

2012-09-20 23:57:50 | 海外旅行

  3日目が終わり、残すところあと2日。

 

ここでミニ情報を

6人姉妹・・・・今95歳のお母さんが皆を差別せず、厳しく育ててくれたので、

        親戚に養女に行った方もいるが、皆仲がいい。

        お母さんの厳しさは徹底していて、実家にお嫁さんが来れば、

        小姑たちは福島から遠くに働きに出され、実家に帰る時はお母さんより

        お嫁さんのお土産に気を遣えと言われ・・・・・・

        「実家に帰っても、お嫁さんは忙しいのだから、と、休む間なくなく働かされたわ

        と皆さん懐かしそう話している    

        田舎のお嫁さんが大変という話は聞くけど、こんなに気を遣うお姑さんもいたのですね。

        何となく従妹達の動向は知っていたけど、あまり付き合いもなく、

        こんな話、一緒に旅に出なかったら聞けなかった!  

        皆個性的。中には植物が大好きで、珍しい植物を見つけて、

        新聞で紹介された人もいる。

        

東日本大震災の話……6人は福島出身で、 今も3人が福島在住。

        「うちは被害がなかったのよ~」 と4月のいとこ会で話していたが、実態は違う。

        家を流されたり、亡くなった方に比べると被害がないという意味であって、

        大なり小なり家が壊れている。

        一人は瓦が無くなり、最近までブルーシートを屋根にかけていたそうだ。

        風呂、台所は被害がひどく、まだリフォーム中とのこと。

        偶然だが、いつも一緒に同じテーブルで食事した3人の女性グループは

        被害の大きかった仙台空港のそばに住んでいるそうで、

        皆さん言葉少なに、大震災の話をしていた。

        家の前の大きな公園の除染が終わり、ようやく子供の声が聞かれるようになったと

        喜んでいる人もいた。

        人っ子一人いない公園て、気持ち悪いのよ・・・・と言っていた。

 

79歳のM子さん・・・・・この旅行のために通販で赤いスニーカーと、ズボンを買ったと嬉しそうだった。

        駅まではバイクを飛ばしてやって来たそうだ。一人暮らし。

        外見は福島の農家のおばあちゃん。でもなんだかすごい人。

        朝5時から畑仕事、8時に朝食、

        昼間は遊んで(図書館のボランティアなどしている)4時からまた畑仕事。

        歩くのが早いので同じツァーの人がビックリしていた。

        添乗員さんの説明はいつもしっかり聞いている。好奇心旺盛。

        4月のいとこ会で初めて会ったが、今まで自分の周囲にはいなかったタイプの方。

        ほかの5人に尊敬されるのもよくわかった

 

従姉妹自慢みたいになってしまって恐縮なのですが、従妹達から

いろいろな話が聞けたことが この旅の刺激であり、収穫。

こんな話ができたのも5日間も一緒にいたからですね。

一人一人の何十年分の人生を かいま見た気がしてます。

 

アッ・・・・・す、すみません  旅行記の途中でしたね。

 

4日目

朝、バスで出発

この旅最大の見所太魯閣(タロコ)渓谷……山すべてが大理石

 

山肌に一本の線がありますね。

これは台湾の原住民タロコ族が岩肌を彫って作った道。 土ではなく大理石を彫った道

今はこの道の先に一人だけ、おばあさんが住んでいるそうだ。

 

 

  

この柵をまたいではいけません!!

 

下はこんな感じ。深くて吸い込まれそう。

  

 

          

ただただ、感動! 雄大で厳かな景色

 

向こう側の山肌にあるお堂

 

国立公園だった 

 

この後電車に乗り、九ふんへ

 

駅改札口と 車内で配られたお弁当。肉の下にもぎっしりと野菜が敷き詰められている。

経木の箱に詰めてあるので、ご飯が美味しい。おかずもまあまあ食べられる。

 

九ふん散策・・・・・・元・鉱山の街。寂れてしまったが、今はレトロな街並みが有名。  

         

急こう配の階段を挟んで両側にびっしりと店がある。

この建物は日本の映画「千と千尋の神隠し」のモデルと言われている建物。

確かにね~それらしいわ。

 

店の前で。客寄せワンちゃん。

           

階段を上がったり下がったりしてうろうろ遊ぶ。

                         

若手4人がはまった雑貨屋さん、かわいいアクセサリーや小物の店がぎっしり。

 

この後台北へ。

台北では故宮博物院へ。

ここは蒋介石が運んできた中国の宝物を見る事ができる。収蔵量70万点。

有名なのはヒスイで出来た白菜。(クリックしてね)

台湾は2回目だが、また白菜のキーホルダーを買ってしまった

今回ビックリしたのは中国人観光客が詰めかけ、館内がワサワサしていて、至る所順番待ちができていた事。

いつかゆっくり来て、一日中作品を見ていたいと思ったけど、永久にその望みはかなわないそうもない。

 

この夜、ホテルの一部屋にお菓子と飲み物を持ち込み、あれやこれやとお喋り。

これも楽しかったわ~

 

5日目

行天宮・・・・・・台湾一の賑わいを見せる寺       

商売の神様と言われるが、願い事や健康をひたすら祈る場所。

無心に膝をついて祈る方もいて、ここが心の安らぎを得る場所なのがよくわかった。

 

このお供物、一度お皿の上に乗せ、お祈りが済んだ後持って帰って食べる。

清められた食べ物を口にするという事ですね。

 

青い服の方は信者さん達。ここで静かに。お経を読んでいる。

同じお寺でも、ずいぶん個性的で、特徴あるお寺だった。

 

この後空港へ。

旅も終わりました。

 

おまけ画像

 果物屋さん

奥の果物が釈迦頭。いかにもでしょ? 

 

お疲れさま~ 

読んで下さって有難うございました。

 

コメント (18)
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