大人の社会科見学 その1
私の住む街は東京なのに田舎。
おいしい食材もオシャレな洋服も売っていない静かな街。
さらにいえばJRの駅にはエレベーターもエスカレーターもない!!・・・今時ねぇ!!
昨日日曜、夫と隣町にコーヒー豆を買いに自転車で出かけた。
ちょっと遠回りしようと横道にそれたら、自転車がたくさん駐車している場所があった。
「何だろうね」 と覗いたらそこは東京競馬場の裏口
30年以上自転車で行ける距離に住みながら、一度も行ったことのない場所・・・・
これは一度入ってみなくては。
ちょうど「オークス」と言う3歳雌馬のレースの開催日だった。
男性は200円、女性はレディースデイ (映画館みたいね )で100円の入場料を支払い入場。
長い400メートルの地下道を抜けて出た所は・・・・・・
明るい~~ 広場。
子供達が楽しそうに遊んでいる。
いったいここはどこ? 競馬場なんでしょ? どこに馬が走っているの?
自分のいる場所の見当がつかない。迷宮にはまり込んだ気分。
地図で確認したら馬が走るコースの真ん中の芝生の部分だった。
新幹線も走っている。 これはタダらしい。
孫がいたら一日遊べそうな遊園地みたい。 みんな楽しそうだ。
私達はここでビールとたこ焼きを食べて・・・・・
一枚100円の馬券を2枚買って・・・・・・(案内のお姉さんに買い方を聞いたりしてね♪)
全部外れた!!
上の写真、馬が走っているのがわかるかしら?
思いがけず大人の社会科見学をしたあと、予定通りコーヒーを買いに行った。
大人の社会科見学その2
先週は病院で定期検診があった。
CT、頭頚科、眼科、形成外科と、手際よく終了し、時間は11時。
(経過良好でした♪)
それほど疲れなかったので、夫が築地でランチしたいと言い出した。
駅に向かって歩いていくと・・・・・・・
ここは東京臨海広域防災公園。
災害が発生した時に現地対策本部本部が置かれここで指揮系統を集約する。
物資や救援者、傷病者などを運ぶ大型ヘリポートがあり、
連絡、情報収集の本部を設置する本部棟がある。
また、支援部隊などのベースキャンプ用の土地も確保してある立派な施設だ。
が・・・・・しかし・・・・・
東日本大震災の後にはあまりに無防備な施設に見える。
海抜5メートルの立地 (施設の向こうに海が見える)・・・・・津波や液状化への配慮は全くない。
今の日本人には役に立たない施設に見えてしまう。
でも何か得ることあるかしら? 本部棟を見学してみた。
オペレーションルーム。 2階の窓から見学ができる。
現地からリアルタイムで送られてくる被災状況映像や報道映像を活用することができる。
130名の席を準備。コピー機、パソコンを設置。
椅子の背には黄色いゼッケン。
一階には防災体験ゾーンがあった。
東京直下型地震が起きた想定。
傾いた建物や壊れたビル、出火している店舗などがリアルに作られ、
DSを渡された体験者がクイズを解きながら実物大の廃墟を歩き非難所までたどり着くゲーム。
被災地を歩いている感覚が実感できる。
今回の大震災の被災地とオーバーラップして気分がちょっと悪くなる。
不思議な体験をした。
それにしてもこの施設、いざと言う時に役立つのかなぁ~
オペレーションルームも一階だし、津波を全くの想定外にしているのが明らか。
東京都の災害対応は大丈夫なの?
見学してますます不安がつのる施設だった。
大人の社会科見学 その3
いよいよ築地へ
築地場内
場内の店でランチ。
間口一間半 (約2.7メートル) の店がぎっしり並んでいる
どの店がよいのか判らないので、行列している店に並ぶ。
おいしかった~!!
どんぶりの店でたくさんの雑誌に紹介されていた。
私は うに・いくら・中おち丼1450円。 夫はマグロ・うに丼1950円。
うにが甘くてトロトロしていた。
場外の店。
半額ののぼりがたくさん立ち、どの店にも目玉商品があった。
「半額の日」 と言う催しらしい。
夫が 「毎月あるの?」 と聞いたら 「とんでもない!年一回!」 と言われていた。
通常5月の連休に開催するのだが、
今年は東日本大震災の支援行事として5月18日に行われた。
年1回の安売りの日に当たるなんて、ラッキー♪
玉子焼き600円が300円。左下アサリの佃煮600円が300円。
「味のはまとう」の魚、2000円が900円。昆布なども築地価格はお安いわ。
生魚も買いたかったけど重くなるのでパス。
保冷バックにぎっしりつめて買い物をしているおば様達も多く、皆さん情報通ですね。
近くだったり、よく知っている気になっていたり・・・・
でも実は行った事のない場所ってたくさんあるのですね。
この数日でそんな場所、3箇所も行ってしまいました
教訓・・・・・・・・新鮮体験は身近な所から
少しの好奇心が大事!!