気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

久々・2

2007-09-09 17:35:02 | 旅行
 昨日、今日はさすがにお出掛けせず、家にいてのんびりしている。


☆☆☆今日の言葉☆☆☆

 「二十歳婆と七十娘」(はたちばばとしちじゅうむすめ)

講談社「70代三人娘、元気の秘密」俵萌子、吉武輝子、樋口恵子の対談集より

「二十歳でも自ら何か変えていこうとか、
人生に挑戦しようという思いを失っている人は年寄り、
七十になっても何かやっていこうという、
夢と希望を持っている人は七十娘」というそうです。
今50代、まだまだ娘になれるかも



☆☆☆「赤福」の甘い甘い思い出☆☆☆

 郊外のデパートに勤めている時、年、2、3回各地の名産を集めて
ふるさと物産展をやっていた。
私の勤める○○課と同じ階で開催するので、
閉店間際になると売れ残りになりそうな当日限り賞味の品を持って
食品課の末端係長が、300円引きで、とか半額でと事務所に訪問販売に来た。

時々赤福が来た。これは割引ナシ。
一日目、元気いっぱいに「赤福買ってください!お願いします!!」
まあ、おいしいし、お互い協力しなくてはと「いいわよ~」
二日目「赤福買ってください!お願い!お願いします」必死でさけぶ。
目を合わせないようにする。だって昨日の赤福残ってるし・・・・
まだ売りつけるつもり?

三日目、「赤福~~買ってくださ~~い~~」やる気ゼロ。
こうなると簡単。大変ね~とか言って手を振る。

これが年数回繰り返された。
赤福を見るとそのことが思い出され、
見るだけでお腹いっぱいになる。
赤福さん、買わなくてごめんなさい。




☆☆☆ミキモト真珠島・矢車☆☆☆

鳥羽では、鳥羽湾めぐりの遊覧船に乗り、ミキモト真珠島に行った。
ここは御木本幸助が初めて真珠の養殖をしたところで、工芸品を見せたり、
海女さんの実演がある。


これは帯留「矢車」
1937年の万国博覧会に出品され、その後行方不明。
1989年、突然ニューヨーク・サザビーのオークションに
出品されたという、いわくつきの帯留。
日本人にしか考えつかない、精巧さ。
数年前東京のデパートで展示され、見に行きたかったけど、
忙しくて行けなかった。ここにあったのね。
(ミキモト製品だもの、アタリマエ!)
それにしても綺麗!





真ん中左側あたりが分解した宝石。
あとは組み立てるための金具。
この宝石は、そのままの形で帯留とブローチになり、
パーツに分解して組み立て金具にとめると、
かんざしになったり、指輪になったり、クリップ、帯留、
ナント12種類の形に変身する。
この細かさを考え付くのは日本人しかいないでしょうね~




これが組み立て金具。
宝石箱が2段になっており、下段に金具が入っている。





一番真ん中の真珠の指輪



真珠の周囲をつけると矢車の形をしたかんざしになる。
この形から「矢車」と命名された。


行方不明になっていた間
どんな人の手に渡っていたのか、
果たして使うことがあったのか?
外国人にこの精巧さが伝わったのか等を考えると
ロマンがありそうで楽しい
コメント (11)
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