一晩明けて現実なのをしみじみ実感中。
「しょうがない」と平静ぶってましたが、公休日なのに6時前に起きていることからも、
本能はテンパっていることがわかります。
とりあえず洗濯機を動かしてみたりなんかして。
現実直視用、赤田トレード情報各種。
日刊 サンスポ デイリー 報知 スポニチ
とりあえず、受け入れ先のボスも喜んでいるようでなによりです。
阿部選手、ようこそ。内野は人気選手で固まっているけれど、遠慮なくスタメン奪いに行ってください。
こういう機会もないと書かないだろうし、思い出なんぞを。
正直、脱力感が少なからずあって他になにもする気が起きないってのもあるけれど。
ファンになったのは入団時。
こう書くと生粋のファンみたいな感じですが、きっかけは
「ファンブックの新入団選手紹介でなんか名前の響きが良かったから」。
単純というか浅はかというか。
「高校時代からのファン」とか「2軍で観たときにセンスを感じて」というファンの方には
なんか自分ごときがファン名乗っちゃってすいませんって感じですが。
ただハマり方は尋常ではなく、自分には珍しくスクラップ的なこともしてました。
プロ入り初ヒットの記事は、まだ実家に残っています。
1年目の成績は49打数14安打。これは今でも覚えています。これも自分には奇跡。
1軍行ったり来たりのころは、パワプロのサクセス気分で観てました。
「あー、この三振はコーチの評価下げるな」とか、
「この走塁はでかいだろ。監督ちゃんとチェックしろよ」とか。
チャンスが少なかった分、1打席1打席ドキドキしながら。
親族かなにかかお前は、というくらい。
下敷きは買いましたよ。速攻で。
スイッチをやる、と聞いた時は複雑でした。
64同様、右の中長距離砲を期待してたので。
しかも左打席がびっくりするほどの走り打ち。
でも1軍初の左ではヒット打ってるんですよねえ。生で観てました。
プロ入り初のサヨナラ打も左だったなあ。
小林雅から放ったボッテボテのファースト内野安打。
そのときのヘッドスライディングとガッツポーズがかっこよくて。
その試合のビデオはまだ家にあります。画像見返しすぎて乱れてるけれど。
思い出の試合、といったらなんだろう。
和田から打った同点スリーランとか、
北九州で内野ファールフライでタッチアップして決勝点とか(JA全農賞)、
64も言ってたけれどプレーオフでの送りバントとか、
04シリーズ第2戦のレフト線タイムリーとか、
西口9回完全達成後の裏の攻撃でサヨナラチャンスで凡退とか、
サヨナラ満塁ホームランもそうか。フェンス激突も生で観たし。
選手会長になりキャプテンになり、まさに中心的役割を担っていたわけですが、
なんとなくこんな日が来ることもぼんやり予感もしてました。
一番それを強く感じたのが、2008年の日本シリーズ。
第7戦の9回に豊田から放った打球が、ライトフェンス最上部に当たったのを見て、
ああ、あの数センチの差が超一流との差なんだろうなあ、とぼんやり思いました。
2004年の日本シリーズ第5戦、入れば一挙同点の打球が
同じくライト最深部のフェンスてっぺんに当たってヒーローになり損ねた小関とだぶりました。
小関と似たようなルートを進むのかなあ、と。
ライオンズでプロ生活を終えることはないんじゃないかなあ、と。
結局無死三塁の大チャンスを作ったにも関わらずその後点入らないし。
アジアシリーズで結構打ったけれど友亮に最後持ってかれるし。
WBC日本代表戦ではタイムリーヒットを放ちかけるもランナーがホームで刺されて
なんか引き立て役みたいになっちゃうし。
もはや野球と関係ないけれどスポーツNO.1決定戦でボールに追いついてるのに
目ぇ瞑ってて両手の間をボールがすり抜けたりするし。
脱線しました。
そして去年色々あっていよいよやばくなって、今回。
赤田将吾選手は、ライオンズを去ることになりました。
ユニホームを作ろうと思ったのも、
選手応援用に何か作ろうと思ったのも、すべて赤田将吾がいたから。
多分この選手がいなかったら、この年までこんなに球場に行ってなかったでしょう。
当然、こんなブログを書こうと思ったりも。
こう書くと、感謝すべきか、道を踏み外した原因としてみるべきか迷うけれども。
まあ、感謝すべきですね。球場で出逢えた人、たくさんいるし。
9ユニは、一旦箪笥に収納しました。見ると感傷的になりそうですし。
鹿児島は本人が「楽しみ」と言っていた場所なので、とりあえず着て行こうかな。
いつかまたライオンズに、というべきところなんでしょうが、
個人的にはもうオリックスの顔になるくらい大活躍してもらって、
オリックスが「こいつだけは手放さん!」ってくらいまでになってほしいです。
なかなか競争が厳しそうですが。
なんか支離滅裂な文章になりましたが、続けるとどこまでも書いてしまいそうなのでこの辺で。
つーか無理。言葉で表現するとか無理。
…ここまで書いといて言うことじゃねーな。うん。
さらば、ライオンズ・赤田将吾。
いざ勝負、オリックス・赤田将吾。