電車に乗りながら、ずっと迷っていた・・
今日、宅建の不合格の事を言えなかったから・・・
でも、きっと心配しているだろうな…
もう、忘れてくれてたらいいな…
やっぱり…勇気を出して…ちゃんと伝えよう
「今日は、少しだけだったけど話ができて楽しかったです 言えなかったのですが…、実は宅建不合格でした。いろいろとお世話になったのに、デキの悪い部下ですみません!」
「今日はおつかれさまでした~。宅建の事は知ってたよ。発表の日、朝一番に不動産の新聞で調べてたよ。だって僕の育てた大切な新人さんだからね。でも本当によく頑張ったね~」
「頑張っても合格しなくちゃ…何も使えないよね」
「実のところホッとした!僕よりも偉くならないで欲しいよ」
「いえ、まだ若い新卒ですから!!」
「新卒は言いすぎでしょ!今日は、かなりお姉さんだったよ!」
「その話はもういいってば!とりあえず、期待に添えなかったお詫びのメールです」
「じゃあお詫びに写真を送ってくれませんか?」
「は?老けてるんでしょ!?お断りします」
「真剣に頼んでるんだ。オープン準備で忙しくって毎晩、ずっと睡眠3時間なんだ。写真があったら頑張れるから」
「え?今日は、まだ帰りじゃないの?」
「また仕事中だよ。今日は、赤羽っちに逢いたかったから本社に行っただけだよ」
なんか、かわいそうになってきた…
あとで、笑われてもいいや!
この間のピアノの発表会の時、子供が写メールで写してくれた私の写真、ちょっとおしゃれしてるし、これ送っちゃえ!
『美しさは罪』・・・と言葉を添えて、え~い送信!!
すぐに返事が来た
「ヤバイよ」
「え?やっぱり変だった?・・・ごめん」
「ちがう、超かわいい。もう壁紙に設定したっ!!これでずっと毎日逢えるよ」
「でも何がヤバイの?」
「ヤバイくらい好きって事」
・・・
「もうすぐ、駅に着くので、・・お仕事頑張って下さい」
「写真ありがとう」
それっきり、またしばらくメールはできなかった
「ヤバイくらい好き」・・・そんな台詞、言われた事ありますか?
ヤバイのは、そんな事を言われたこっちの気持ちの方かもしれない、、、
・・・つづく
今日、宅建の不合格の事を言えなかったから・・・
でも、きっと心配しているだろうな…
もう、忘れてくれてたらいいな…
やっぱり…勇気を出して…ちゃんと伝えよう
「今日は、少しだけだったけど話ができて楽しかったです 言えなかったのですが…、実は宅建不合格でした。いろいろとお世話になったのに、デキの悪い部下ですみません!」
「今日はおつかれさまでした~。宅建の事は知ってたよ。発表の日、朝一番に不動産の新聞で調べてたよ。だって僕の育てた大切な新人さんだからね。でも本当によく頑張ったね~」
「頑張っても合格しなくちゃ…何も使えないよね」
「実のところホッとした!僕よりも偉くならないで欲しいよ」
「いえ、まだ若い新卒ですから!!」
「新卒は言いすぎでしょ!今日は、かなりお姉さんだったよ!」
「その話はもういいってば!とりあえず、期待に添えなかったお詫びのメールです」
「じゃあお詫びに写真を送ってくれませんか?」
「は?老けてるんでしょ!?お断りします」
「真剣に頼んでるんだ。オープン準備で忙しくって毎晩、ずっと睡眠3時間なんだ。写真があったら頑張れるから」
「え?今日は、まだ帰りじゃないの?」
「また仕事中だよ。今日は、赤羽っちに逢いたかったから本社に行っただけだよ」
なんか、かわいそうになってきた…
あとで、笑われてもいいや!
この間のピアノの発表会の時、子供が写メールで写してくれた私の写真、ちょっとおしゃれしてるし、これ送っちゃえ!
『美しさは罪』・・・と言葉を添えて、え~い送信!!
すぐに返事が来た
「ヤバイよ」
「え?やっぱり変だった?・・・ごめん」
「ちがう、超かわいい。もう壁紙に設定したっ!!これでずっと毎日逢えるよ」
「でも何がヤバイの?」
「ヤバイくらい好きって事」
・・・
「もうすぐ、駅に着くので、・・お仕事頑張って下さい」
「写真ありがとう」
それっきり、またしばらくメールはできなかった
「ヤバイくらい好き」・・・そんな台詞、言われた事ありますか?
ヤバイのは、そんな事を言われたこっちの気持ちの方かもしれない、、、
・・・つづく