はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

見えているだけで

2018-06-21 20:46:50 | daily
 大阪北部の地震で始まった今週。
 被害に遭われた皆さまにはお見舞い申しあげます。
 鉄道などは復旧したようですが、水道の被害が大きかったようですね。
 まだ揺れがおさまらない中、災害VCが立ち上がったり、いろいろ動き出したようです。

 関西は地震が少ない、と言われていて起きた地震ですが、阪神淡路を経験してもなおそう言うか、という感じです。
 全然学習しないな日本人。
 今回の地震は、M6.1、最大震度6弱、深さ13km、の都市直下型です。
 東京の皆さん、少しは、明日は我が身、となったでしょうか。

 本日の写真?は、日本のおもな活断層の図。
 関西、すごいですね、真っ赤ですね。
 断層だらけなんですよ。
 これでもまだ地震無いとか言いますかね。
 断層の評価が1%だろうが、0.01%だろうが、そこに断層がある限り、地震が起こる可能性はゼロではありません。
 そもそも。
 むこう30年という括りも訳分からなくて、どの30年を差してますか?と聞きたいです。
 30年なんて、地球にとっては瞬きよりも短い時間ですよ。
 関東大震災を引き起こす地震だって、50年から200年の間隔で起きているわけで、少なくともそのスケールを取って欲しいと思うのですよ。
 というわけで。
 断層がある所では必ず地震が起きます。
 ただ、それがいつか分からないだけ。
 だって、日本の地震の観測の歴史なんて、100年かそこらしかないんだもん。
 圧倒的にデータ不足なんですよ。

 図を見て、あら、関東以外と断層少ないわ。
 じゃあ直下型は少ない?
 と思ってしまった関東地方にお住まいの皆さま。
 そうではないのです。
 関東平野ってのは関東ローム層です。
 ほわほわの赤土です。
 そんな柔らかい場所では地震は起きなくて、もっと下の岩盤で起きます。
 つまり、見えてない部分も多くてですね。
 断層の上には土がのっているので。
 あら困った。

 そんなわけで。
 地震なんて、いつでもどこでも。
 油断大敵です。
 備えあればです。
 あとはその時、どこにいるか、だね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする