ボランティア最終日。
“ギャラリー受付”は6名のボランティアで運営しました。
見知らぬ者同士がたった4日間一緒に居ただけなのに、どうしてこんなにも別れ難くなるのだろうか?
高い志を持って全国から集まったボランティア同士が、互いを認め合い尊敬し合って協働する中で、崇高な「ホスピタリティ」の高みで融合しあえるからなのかもしれません。
誰にでも平等に慈しみの心を以て期待される以上に無償で奉仕するのがホスピタリティであり、予め想定される客人へのサービスである滝川クリステル流の『お・も・て・な・し』とは次元が異なるのです。
あの「札幌冬季アジア大会」のボランティアでは、3日間の事前研修でボランテイアの基本哲学とも言える「ホスピタリティ」について徹底的に叩き込まれ、ボラ終了時にはやはり同じような感情が生まれたことを覚えております。
今回ボランティア本部に就いた際に、時としてプロの運営スタッフから強い口調で指示を受けることもありましたが、まるで魔法でもかけらたかのように『ハーイ喜んで!』という気持ちで心から尽くすことが出来たのが不思議でなりません。
今回知り合ったボランテイアの中には、ゴルフ好きが高じて全国のツアーを追っかけてボランティアの旅をしている高齢者が複数人おられました。
おそらく彼ら彼女たちは時間やお金に不自由しない富裕層なのでしょうが、ボランティアを生き甲斐に健康的な老後を送れるのは何とも羨ましく、またご縁があったら何処かでお会いしたいものです。