姪の “後藤ちしを” から「喜歌劇こうもり」のチケットが届きました。
SS席とS席は既に完売でA席しか取れませんでしたが、元来オペラは観るより聴きたい派なのでA席で十分です。
姪は東京藝術大卒、同大学大学院修士課程オペラ科修了後、ウィーン、ミラノへ留学して研鑽を積み 2011年に帰国。
帰国後は東京を拠点に活動しているため、会えるのは札幌でのリサイタルくらいですが、今回オベラ公演が札幌で行われるということで願ったり叶ったりです。
しかも演目がヨハン・シュトラウス2世の傑作「喜歌劇こうもり」で、なんと主人公“アイゼンシュタイン”の妻“ロザリンデ”役と聞いて「納得!」という感じです。
死ぬまでに一度は彼女の生オペラを聴いてみたいという長年の願望が、今回ついに叶うことになり冥途の土産にしたいくらいの心境です。
会場は新装なった札幌市教育文化会館で11月23日と24日の2日間上演されますが、ダブルキャスト制で姪は初日の出演予定です。
世界水準のプロジェクションマッピング技術を用いた舞台で、どんな衣装で登場してくるのか今から楽しみでなりません。
昨年逝ってしまった天国の父に届かんばかりの迫真のソプラノで“シュトラウス”を歌い上げてくれることでしょう。