徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

国宝 深窓秘抄

2008-04-10 | 
国宝 深窓秘抄
藤田美術館所蔵

はじめて藤田美術館を訪れた。紫式部日記絵詞が拝見できるかと思ったら(5月20日から6月15日)の展示だった。代わりに深窓秘抄なるものを拝見した。

深窓秘抄は、後拾遺和歌集の序文(1086年完成)から藤原公任(966-1041)の撰の101首と考えられる秀歌集。春27、夏8、秋18、冬10、恋12、雑27首をおさめる。それを書写した一巻。大飛雲の料紙に高野切第一種(藤原行経1012~1050の筆とする説が有力とのこと)などと同筆とされる調度手本。深窓秘抄という題字から春の歌の冒頭が展示されていた。

高野切第一種と同系統の筆としては、大字和漢朗詠集切(諸家分蔵)、深窓秘抄(藤田美術館蔵)、和歌躰十種(東京国立博物館蔵)があるとのこと。(WIKIPEDIA)

美しい。
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