徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

「石橋財団50周年記念 雪舟からボロックまで」

2006-06-04 | 美術
「石橋財団50周年記念 雪舟からボロックまで」
ブリヂストン美術館
2006年4月8日から6月4日

これまでの記事
洋画
藤田嗣治
石山切
因陀羅 禅機図断簡


感想を書いていなかった作品についてのメモ

絵画
  • 雪舟の四季山水図 4幅は、黒田家伝来、狩野探幽による極札(きわめふだ)が伝わる。大勢の人の前に初めて疲労されたのは1900年のパリ万国博覧会。最近ではm2001年から2002年にかけ修理が行われ、2002年の「没後500年特別展 雪舟」に展示。伝雪舟ではなく、雪舟としている。絹本墨画淡彩。この淡彩、とくに秋の赤など、今回のようにゆっくり鑑賞できると美しい。
  • 円山応挙 牡丹孔雀図(1781);孔雀のような緻密な絵を描くと、応挙の筆は圧巻です。

    磁器
  • 青磁長頸花生 (龍泉窯)南宋時代(12-13世紀) 
  • 重文 飛青磁花瓶(龍泉窯)元時代(14世紀); 飛青磁の模様が見事。

    茶道具
  • 伊羅保茶碗 李朝(17世紀):
  • 唐物文琳茶入 銘「宝袋」 元時代(13世紀後半から14世紀)

    現代美術
    「ボロックまで」という意味では、ザオ・ウーキーの2点。はじめての作家だが、水墨画の伝統を受け継いだ感覚に親しみを感じる。
  • ザオ・ウーキーZAO Wou-ki 07.06.85
  • ザオ・ウーキー 風景2004
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