中島誠之助氏登場の番組「古九谷の謎」をみて、
仰々しい雰囲気と、地元の名士などが登場して ちょっとトンデモな持論を展開するに至り、思わずズッコケそうになりました。
ひとつは、久籐豊治氏のキリシタン説で、以前紹介した 「古九谷の神秘」にあったものです。
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http://pub.ne.jp/kome_a/?daily_id=20121006
もうひとつは、芭蕉の隠密説です。
二つ併せて 『佐賀藩から連れてきたキリシタンの陶工を匿って九谷焼を作らせたが、隠密の芭蕉にバレて(バレそうになって)、九谷焼は禁制となった 』 というものです。
どちらも面白い話かもしれませんが、史実としてはきわめて怪しげなもので、番組には相応しくなかったと思います。
番組の要点としては、”古九谷が有田で焼かれたものだとする産地論争について考え直すべき” というもので、有田産説に至った過程や根拠にも視点をあてた方がよかったように思います。
今月末頃には、BSで全国放送もあるそうですが、そのときは編集しなおしてマトモな説をとりあげてほしいものです。
ただいま絵付けの皿を鋭意作成中。
褒められた出来じゃありませんが、そのうち一挙公開したいと思います。
稚拙さに 「どひゃ~っ」 とならないよう・・・がんばろう
ついに「へうげもの」を実践しましたか。
どこで作っているのですか。
隠密ですか。
ひょんなことから大聖寺の窯元の人と知り合いになりまして・・・、そのうちkome窯なんて看板をあげるかもしれません。(^^;