留萌の街を走っていたら、よく似たバイクを発見。
「どこまで行かれるのですか」
『 ぅ~ん、行けたら稚内まで 』
「そりゃぁ奇遇だ、わたしも北を目指してるんで、ご一緒してもいいですか」
と、迷惑を顧みず、金魚の糞の如く後に続くことに (^^;
聞けば和歌山のご自宅から本州を自走し、大間~函館フェリーに乗り、ここまで10日余り・・・で、この先1ヶ月か、2ヶ月を旅先で過ごされること。 ひゃぁ~スゴイです。 しかも、殆んどは野宿だそうです。 でもって御歳は70歳。 定年後に始めて以降、毎年出かけられているのだそうです。 だ、大先輩です! 見習わないわけにはいきません!
でも、こんな寂しそうなところで野宿はヤダなぁ・・・と思つつ、時折り停まり景色を眺めるものの、自分好みのフォトジェニックな景色に目を瞑りながら先を急ぎ、稚内に・・・
と思ったら、先輩のバイクのマフラーから時折り薄く黒煙が・・・
こんなところで故障か(大変だっ、どどど、どぅしよう・・・)
そんで、とうとう停まってしまった・・・
ところがどっこい、ただのガス欠で、しかも本日泊まる宿の10mばかり手前!
しかし、ただのガス欠とはいえ、延々とガソリンスタンドの無い道が続く北海道ですから油断は禁物です。