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残念なこと 棉栽培から考える

2015-09-06 | 棉の栽培

我がGardenの両側の田んぼに稲穂が実り 田んぼの水が引かれて 収穫を待つだけ
になった
棉を植える両側に溝を掘って 水没しないように今年は対策していた
 支えに一本一本 竹で縛っていたので台風にも耐えてくれました
草が生えないようにナイロン生地のマルチカバーが 今年は効果的です
夏の暑い時期の作業は大変でしたが これからは 見回るだけでしょう
 この植物は 亜熱帯は温帯にかけてのもの
夏の暑い季節の世話が一番です

 収穫は弾ける実から飛び出す綿を 手で殻から轢きだすのです
一斉に開く訳ではなく,だらだら,日々 少しずつ開くので コラ!早くしろよ
そんな気持ちになります

 アメリカで始まったプランテーションの棉の収穫作業は
このイライラ感を 取り除きました
 空中からヘリコプターで枯葉剤を散布します
一斉に枯れてくれるので 殻が弾けるのも一気
枯葉剤は ベトナム戦争で ベトナムでは奇形の子供たちが生まれた薬剤です
輸入されるほとんどの綿花はそのような農法です
消毒による生態系の深刻化も重なってオーガニックコットンの生産が始まったのです

 私の回りの農家は其処までしませんが,除草剤や農薬散布は当たり前になり
いかに楽に作業をして 収穫を上げるか この戦略に巻き込まれて 洗脳されてしまいました
家庭菜園で自分達の野菜は作り ハウス栽培で薬漬けの商品を出荷する
おかしな事に皆さん気付きながら,何も問題にならない現実を過している訳です

 その時が来たら 誰が誤るのでしょうか?
 


 


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