マンガラがこの世を去って、明日でちょうど半年。
この間、新刊が発売になり、いくつかワークショップをする機会にも恵まれた。
本を手にしてくれた人たち、ワークに参加してくれた人たちに、心から感謝します♪
思い返せば、ワークを引き継ぐ意志が固まったのは、彼女が亡くなるちょうど1ヶ月前に行った瞑想会がきっかけだった。
久々に再会した人々から、彼女へのたくさんの感謝を受け取り、愛と瞑想のスペースを共有するなかで、やはりこの素晴らしいワークをシェアしていきたい~と強く思ったのです。
それ以前も、タロットと数秘のセッションをし、定期的に勉強会をしてはいたけれど、彼女が生きているころは、自分が表に出ようとは思いもしなかった。
2010年までオーガナイザーとしてかかわっていたときには、来日前から、日に日にエネルギーが高まっていくのが分かったものだ。
いったん来日すれば、ほとんど休みなし、平日にはセッション、週末にはワークショップと、まさに台風のようなエネルギーでツアー日程をこなし、1ヶ月~2ヶ月の滞在を終えると、風のごとく去っていく。
そのセッションはその人が自分で気づいているよりも深い内面を見通すので、消化するのに何ヶ月、何年もかかった人もいたものだ。
オーガナイザーとしての私の仕事は、彼女のための舞台を用意すること。
でも、彼女が伝えようとしてきたことは、私が大切にしていきたいものでもあるから。
私が自分の思いを伝えたのは、彼女がインドで身辺整理を終えてドイツに戻った9月半ば過ぎだった。
いつもエネルギッシュだった彼女が、まさかそれから20日足らずで逝ってしまうなんて思いもよらなかったころ。
なにせ新刊本のデザインをどうしようかってあれこれ盛り上がってて、本ができたら、ドイツに持って行くからね、なんて話してたくらいだから。
しばらく返事が来なかったので、「まだ私は生きてるし、やる気満々なのに!」って、気を悪くしてるんじゃないかと思ったくらいだ。
数日たって、あなたのアイデア、すごくいいと思う、今は具合が良くないから、あとでまた続きを書くわねという短いメールが届いた。
それが、彼女からの最後の言葉でした。
初回のワークショップの始まりは、自分で笑っちゃうほどガチガチだった。
けれども毎回しみじみ思うことは、シェアすることそのもののすばらしさ。
これほど楽しいことはない!ってぐらい、楽しい。
伝えたいことを、伝えているという手ごたえがあるのです。
ワークの完成度からすればまだまだ及ばないし、何年やってても、あんなふうにはできないかもしれない。
私は私のオリジナルな道を行くしかないよね!
それでもマンガラと過ごした10年余りの年月の間に染みこんだものが、おのずから形になっていくのを見守るのは感動的です。
ワークショップのたびに、彼女が後ろからヘルプしてくれているのも感じるし(^^)。
そのせいかもしれない、タロットとの仲も、いっそう深まったように感じる。
4月後半からまた、新しいツアーが始まる。
明日は、マンガラの女房役で、片腕のような存在でもあったラサタがドイツから帰ってくる。一緒にワークできるのは、とってもスペシャルだし、楽しみです。
ヘルパーとして活躍してくれていた友人たちからのサポートにも感謝~
彼らも、それぞれ何かしらあちらの世界から受け取っている模様(笑)
これからもどうぞよろしくね♪
毎回、関わりのなかから新しいものが生まれていく、この喜びは、何にも変えがたい。
この春、一緒に旅をしましょう。
お待ちしています~~~!