行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

女子プロゴルフ、ほけんの窓口レディース18番ホールでドラマが

2022-05-15 22:20:52 | スポーツ

首位で出た渡辺彩香、17番でボギーをたたき、通算11アンダーに後退、一組前の高橋彩華は17番でバーディの後、18番で5m近くのバーディパットを沈めて、11アンダーとし、プレーオフとなった。この上がり方を見て、勢いのある高橋が優利と思った。

プレーオフは18番で行い、2ホール目、高橋はロングホール第1打、第2打をフェアウェイをキープ、第3打をピンの手前5mにのせた。一方渡辺は第1打を右のラフ、木が邪魔になり、第2打は枝の下を何とか通し左のラフへ、残り100ヤードを何とか砲台グリーンにのせた。ピンまで18mと長い距離が残った。どう見てもこの経過は高橋優位だった。

ここからがドラマの締めくくり、渡辺が何と18mのバーディパットを沈め、目の前でそれを見せられた高橋は通常ラウンドでは沈めた5mのバーディパットを外してしまった。連続バーディで追いついた高橋、運を使い果たしたのかも。

一時は首位に並んだ小祝さくら、ファーストパットがショートすることが度々、12番ショートホールで3パットボギーがひびいて、2打差3位に留まった。ゴルフはパットで決まるとよく言われるが、まさにこの日の勝敗はラフをわたりながら勝利をつかんだ渡辺彩香が象徴している。
渡辺は2020年6月以来の通算5勝目を挙げ、優勝を決めた後、昨年結婚した夫と抱き合って喜び、「急きょ、今朝来てくれたので、目の前で優勝を見せられてうれしい」と愛の力も働いたのかも・・・

大会恒例でギャラリー投票で決められる「ベストドレッサー賞」には、原英莉花が、「ベストスマイル賞」は西村優菜が受賞し、各々2年連続の受賞となった。西村は昨年ブログで「微笑みのゴルファー」と私が勝手に書いたが定着したようだ。

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