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【会津野】成人の日ってあり続けるのかな

2016年01月12日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

冷え込んだ−4℃の朝に陽が差し込んできた会津野です。

昨日は成人の日でした。東日本大震災の日に中学校の卒業式を迎えた方々が、成人を迎えています。

この「成人」ということ。何を持って成人なのでしょう。今年の参議院選挙から18歳以上の選挙権に改められることになり、選挙権が少年と青年を分かつ歳ではなくなりました。戸籍上で夫婦別姓とできないことが合憲である最高裁判決が出た「結婚」についても、20歳は関係ありません。

私の読んでいる新聞2紙では、どちらも「成人」に関する論調を記した社説が成人の日に掲載されませんでした。

社会の変化とともに、過去からの慣わしも変化を迫られてきているかもしれません。

昨日、1940年に作成された映画「カサブランカ」を見ました。第二次世界大戦中にアメリカが描いたヨーロッパを舞台とした映画として、ドイツがフランスなどの各国に進攻したことを強烈に批判していることが透けて見え、戦争が人生を破壊することに対するメッセージを発していました。

社会変化が起きている最中は、メッセージを発するメディアは多いですが、方向性が定まった後は、メッセージ発信が減るもの。新聞記事がないことで、選挙権年齢の変更により成人の日の意味合いはもうなくなってしまったと感じさせられました。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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