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【会津野】岩手県紫波町オガールプロジェクト

2017年11月29日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

先週から休館に入り、大工仕事ばかりしています。

日の短い季節、暗くなると灯りをつけても差し金の目盛などが見えずらく、作業時間がとれず、はかどりません。そんなときは、灯りをつけて好きな読書を。なぜか、文字だと見えるので不思議です。

「町の未来をこの手でつくる~紫波町オガールプロジェクト~」(猪谷千香著)を読みました。

 

岩手県紫波町は、盛岡市に隣接したJR東北本線上にある町です。私がサラリーマン生活をしていた25年ほど前の職場に、この紫波町出身の方がいらっしゃいました。いつも「紫波には何もないけど、食べ物と酒だけはうまい」と口癖のように言っていたことを覚えています。

この書籍は、その紫波町が町有地を国や県の補助金に頼らず、民間とともに事業を行うPPP(Public Private Partnership)という手法で行った「まちづくり」の詳細が書かれています。

PFI(Private Finance Initiative)という、自治体が事業計画を作成し、民間が資金やノウハウを提供する方式に対し、PPPは、事業計画立案時から自治体と民間がともに事業を行うもの。

自治体職員、民間人ともども、大学院に通い勉強を重ね、そのゼミの教授をアドバイザーとして事業実施したことが紹介されています。

「こんなことできるんだな」と感心しつつ読み進めると、デザインを担当したグラフィックデザイナー佐藤直樹のこんな言葉がある。

「オガール広場をみんなすごく利用するようになったし、図書館もわざわざ盛岡市から高校生が来て使っています。来たいと思ってくれる人が、少し距離はあっても本当に来てくれている。特別な観光資源があるわけでもないし、食糧自給率は高いけれども、目立った特産物があるわけでもない。でも、もしも自分が紫波町に住むようになった時、おいしい農作物が手に入って、ワインが飲めて、都市部まですぐに行けると考えたら、ものすごくポテンシャルが高いと思います」

これ、私の住む会津美里町とまったく同じ。

紫波町もそうだけど、民間人の誰かが、こんな町にしたいと動き出さないと、実現はしない。

3年前から宿の庭ではじめた2か月ごとのマルシェ。まだまだ規模は小さいけれど、だんだんと仲間が増えつつある。来月には会津若松の街ナカで開催してみる。

ここで住んでいる僕の不満は、庶民による市場(マーケット)がないこと。

消費者の数が圧倒的に少ないから市場が成立しないことはわかっている。

だけど、紫波町だって同じだった。

オガールプロジェクトのキモは「広場」だ。

誰もが集まりたくなるような「広場」。

まずは、こういう広場を作るために行動してみようと思う。

今日も素晴らしい1日を過ごしましょう。

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