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【会津野】「一般意志2.0」

2018年01月26日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

「一般意志2.0」(東浩紀著)を読みました。

私は図書館で単行本を借りて読みましたが、文庫版も出ているようです。

むか~しむか~し、ジャン=ジャック=ルソーの「一般意思」というのを勉強した記憶がうっすらあるものの、本当の意味はすっかり忘れていました。

「一般意思2.0」は、ルソーの「一般意思」を現代にあてはめた内容になっている書物で、冒頭からルソーの思想が丁寧に説明されます。

話は、Googleなどの検索エンジンやtwitterなどのSNSで自動的に収集される様々なデータと、一般意思の関係を導いていきます。

近頃、立て続けに東浩紀氏の著作を何冊か読みましたが、彼の思想は、政治的なものと経済的なものの二層構造を持つ社会が根底にあるようで、人々の欲求あるいは欲望といった経済的な側面を強く持つデータの集合体が、いずれ政治的なものに反映されるだろうと道筋をつけます。

10日ほど前に読み終えた「観光客の哲学」では、ナショナリズムとグローバル化を、政治的なものと経済的なものとしてとらえていました。

緻密にしかも丁寧に説明されると、疑いの余地がほとんどなくなるのですが、経済的分野で生じる人々の欲求が政治部分に還流されると、還流前の秩序で仕事をしている既得権益層が猛烈に抵抗するだろうことは簡単に想像できます。その抵抗を押しつぶす激流が多くの人々から流れ出るのか?そのあたりが、私にとってとても気になる点です。

しかし、いくら正義だと思い事にあたっていても、経済的な事柄に抗していては、存続が出来ないのも常。

社会で現代の一般意思に最も触れられるのは、閉じていないネットワークで固有名詞の必要性もあまりないtwitterだと著者は言う。

Facebookは友達限定の閉じたネットワークだから、友達の意志の集合体しかわからないとも言う。

若者たちが使うSNSは、Facebook離れが進み、twitterが優勢なのが現実だ。

日本における一般意思の表明について若者たちは、本能的にtwitterを選択しているのかもしれない。

twitterのアカウントは放置したままの私。日々の情報収集を、少しtwitterに移して見ようか。

ルソーの思想を現代化した潮流が本流になるのか否かに注意しながら、しばらく社会を眺めてみようと思う。

今日も素晴らしい1日を過ごしましょう。

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