コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

今日も奥久慈探索へ !

2018-06-28 16:00:37 | 登山


探索する山域が房総丘陵から奥久慈の山へ・・・・・

房総へは、ナビや地図を見なくても好き勝手に何処へでも行けるようになり
コンビニの店員の顔を覚えるくらい通いましたが
奥久慈は、まったくのアウェイ感があるので、土地勘が付くまでは
まだ、しばらく通わないとね・・・・・

今日もマイナーなルートを2か所ほど歩く予定です。
真夏日になる予報ですので、涼しい早朝にスタートできるように
深夜に自宅をに出て、4時過ぎに到着することができました。
ゆっくり準備して5時にスタート。



      





初めての山域でのマイナーなルート・・・・
まず登山口らしい所がわかりづらく、探すのが一苦労です。 (--;

ウロウロしながら、たぶんココだろうと夏草が伸びた道を分け入っていくと
テープを見つけました・・・・・・まずはホッと一安心です。
けど、この不安で心細い感じが最近の山歩きでは
あまり無かったので、何だか新鮮な感覚です。






緑に覆われて薄暗い感じは房総と変わりありませんが
千葉では見かけないヒオウギの特徴ある株が点々と現れます。




















稜線に出ると岩場が多く日射しを直接受けるようになりました。

午前中は、この岩場周辺を慎重にトラバースしながら、上ったり下りたりを繰り返し
植物探索に時間を費やしました。

朝のうちはまだ気温が高くないので快適でしたが、湿度が高めで
しはらく時間を忘れて動き回っていたら、暑さと筋肉疲労で
約3時間くらいでバテバテになってしまい、探索を続けたい
気力はあるのですが、体力が底をついてしまいました。





しかし、思っていた以上にワクワク、ドキドキする楽しい時間でした。





最初、目に入ってきたのは岩場を覆うマメヅタランでした。


















手前の日当たりの良い岩場にはマメヅタランがビッシリと着生しています。
こんな景色が見たかったので嬉しいのですが、ここから眺めるだけです。
その背後の影になった黒っぽい岩場には、ムギラン、イワヒバなどが着生していて
双眼鏡でよく見ると、ウチョウランが点々と咲いていました。





























同じような雰囲気の場所が、今自分のいる足元から真下にかけて
広がっている岩場に出会うことができました。















目線の位置で、花が終わったマメヅタランを観察していると
果実を見つけました。


















ムギランが多くの果実を付けるのとは対照的に、マメヅタランは滅多に
果実を見ることがありません。

こうして目線の位置で見ることができないと、果実と確認することは、ほぼ無理だと
思います。




森の中は、端境期で花が少ないのですが、岩場では夏の花が咲いて
賑やかな所もあります。

ミヤマスカシユリは丁度さき始めたところでした。
この花も険しい岩場に自生しています。











マンネングサの種類やキリンソウも咲き、イワヒバも葉を広げています。
















イワヒバは丹沢や房総でも見かけますが、ここ奥久慈の自生数は半端ではないです。
岩場を一面を覆っている景色を、至る所で見ています。













ここまでは、それほど危険ではない岩場での観察ですが
後半は少しきわどい場所で、トラバースしながらブヨにたかられても
めげずに撮影してきた花々です・・・・・・


・・・・・つづく



















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2 コメント

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Unknown (やまそだち)
2018-06-28 21:29:16
今回は同行できず申し訳ありませんでした。女房は昨日から台所にも立てるようになりました。疲れが出たのか??
やはり流石ですね。あっという間にマメヅタランやヒオウギを見つけましたね。
また、ご一緒させてください。
返信する
やまそだちさん (サクラスミレ)
2018-06-29 06:41:30
何でもなくて良かったですね。

梅雨明けのような猛暑になりそうですので
涼しくなるまでは、もう探索は無理そうな感じです。
また涼しくなったらよろしくお願いします。
返信する

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