コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

早春の植物探索 ~ 房総

2020-02-20 07:09:04 | 登山




安定した良い天気でしたが、里山が恋しくなったので今日は房総丘陵へ・・・
日当たりの良い斜面では、タチツボスミレ、ヤマルリソウがもう咲いていて
薄暗い杉林の脇ではコセリバオウレンも見頃でした。











朝は冷え込んで寒いせいかスハマソウは
まだ目覚めていませんでした。












春を探しに沢へと・・・・

何だか落ち着くな~

















シュスランが点々と。

コチョウショウジョウバカマの蕾は固く、サツマイナモリも同じような感じ・・・・

















コショウノキは咲き初めているだろうと期待していましたが ・・・・ これもまだ蕾でした。











暖冬とはいってもまだ2月、花は来月になってからですね。
周辺を歩いていたら沢から一段上の崖に大きな古木が見えました。
何かが着生している雰囲気があるので近づいて見ると・・・・・











太い樹幹をおおっているのは・・・・











これはムギランですね。

周りを見渡すと、他の枝にも着生していてヨウラクランもいます。










双眼鏡を取り出して隅々までよく見てみると
至る所にヨウラクランが着生しています。

目線の先にはヨウラクランの塊が垂れ下がっていて、風で揺れていました。











この時期は着生ランを探すのが良いと思い
よく歩く森へ・・・・・

































ツルに着生しているカシノキラン
花の時期にも探すのですが、何故か見つからず・・・・・・・・
周りの景色が冬と夏とでは一変してしまうので、樹々の葉にまぎれてしまうのです。

あの大きなスダジイを背にして12歩、そこから沢に向かって7歩下り
左10時方向の目線少し上に・・・・・・今回はアナログ的に覚えました。
この方法なら確実かと・・・・・。

近くの森で、カゴノキに着生しているカシノキランを見つけました。










ここに いたのですね

以前にコロコロさんがアップしていたのを見て、私も探していました。
コロコロさん、お元気でしょうか・・・・・・

クモランの様子も見たくなりました。





















違った感覚で、これも見つけるには経験?と嗅覚が必要です。
以前、クモランが最初の場所から動いた!と思ったことがありましたが
新しい別の株を見つけただけで、よくよく見ると、ちゃんと前も場所にいたことも・・・・・・
樹皮に着生している数を数えても、その都度、数が異なることもあったりして (^^
小さなランですが、造りが単純ですので、増えていくのも早いかもしれません。








ここは、3年前は半分くらいでした・・・・・・・ただこれも感覚的であてになりませんが・・・・・


今回は自転車を使わないで適当に歩きましたが、沢沿いを覆う羊歯の緑、山里に香る梅の花
あらたに見つけた着生ラン・・・・・冬の房総丘陵は楽しく癒されます。



2月19日






コメント (4)
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