コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

八ヶ岳 ~ 赤岳

2011-05-19 19:55:48 | インポート
   



     

           八ヶ岳の赤岳に、行ってきました。
 
 ほんとうは、冬に、行きたかったのですが、今の私の力量では、無理と思い

 ゴールデンウィークが、終わったら行こうと、思っていました。

 しかし、なかなかタイミングが、合わなくて、結局 今日になって ようやく行くことが、できました。

 残念なのは、連休の後、大雨が、降って 雪が、ほとんど、解けてしまったようです。

  
  
 家を、AM1.00 出発 ・・・ 少しだけでも、睡眠を取らなければ、という思いが、強すぎて
                   
                    毎度のことですが、結局、寝ることができず・・・

    
 美濃戸口に、AM4.30 到着・・・・ 本日、最初の難関、美濃戸までの、ダートの運転

                        なんとか、クリア・・・この林道、以前より良くなりましたね、普通車でも問題なく

                        行けそうです・・・・・一度も車の底を、ヒットせずにいけました ホッ (^^)



 ゆっくり準備して、AM5.30 出発



     Photo




 朝の気温、3度でした。  ようやく、ヤナギが、芽吹き、花を付けています。

 トラツムギが、ヒュ~と鳴いているのが、聞こえてきます。



     Photo_2



 南沢ルートで、行者小屋を目指します。

 南沢は、よく、来るのですが、ここから、赤岳に行くのは、20年ぶりとなります。


     Photo_3


 30分くらい、登ると、雪が、出てきました。

 ホテイランは、どんな具合か見てみると、まだ、雪が解けて、葉が、出たばかりの様子です。

 今年は、開花が、遅れそうですね。



     Photo_4

 
 ヒメスミレサイシンでも、咲いていないかな~と思っていましたが、まだまだ、なにも、咲いていません。

 しかし、林床を、注意深く、見ていると、オーレンが、ポツポツと、咲いていました。

 うれしいですね  花が、あると 森の雰囲気も違いますね

 メボソムシクイの鳴き声が、よく響きます。

 朝のヒンヤリとした森を、登っていきます。


     Photo_5



 空が開けて、赤岳が、現われました。

 迫力が、あります。


     Photo_23




 行者小屋を過ぎて、文三郎尾根に向かいます

 尾根の上部の階段が、もう雪が解けて出ているのが、わかりますね、



     Photo_24





 途中、道を間違えて、30分のロス  (--;

 昨晩の雷雨、この辺りは、雪か、アラレが降ったのかな・・・

 トレースが、隠されていて、よくわかりませんでした。



     Photo_25




 傾斜が、強くなってきたので、アイゼンを付けます。


               Photo_26




 だいぶ、登ってきました。  景色が、広がってきます。



     Photo_27


     阿弥陀岳






     Photo_28




     横岳








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 目指す、赤岳頂上





     Photo_30



日差しが、強くなってきました。

 汗を、かきかき  一歩づつ・・・











     Photo_31







 稜線に出ました。   風が少しあり、ヒンヤリしています。

 ヤッケを着る  ここからが、核心部です。







               Photo_32







 いよいよ 鎖場です。

 雪で鎖が埋まった厳冬期は、かなり緊張するところでしょうね、登りは、なんとかできても

 降りるのは、しっかりしたアイゼンワークを求められますね、失敗が許されない所です。 怖そう~


 まあ~ 今日は、鎖が、出ていますし、注意していけば、問題ありません (^^)

 途中、後ろを振り返ると、権現岳 その後ろには、南アルプスが・・・

 眠気も、忘れて  来て良かったな~と思う一瞬です。







     Photo_33







              頂上に着きました !



 



    Photo_34





 ここで、お昼にします。  今日は、ここまで誰にも会うことはありませんでした。

 もちろん、頂上も、私一人です。

 人気のある赤岳ですが、こんな時も、あるのですね。

 
    




 Photo_35





 北アルプス方面は、霞んで、はっきり見えません。

 冨士山が、見えないのが、ちょっと残念です。


    




 Photo_36



 イワツバメが、飛んでいます。  もう夏の感じです。

 足元には、冬の忘れ物








     Photo_37





 今日は、降りた後に、もう一ヶ所 行きたい所があるので、景色を堪能したら

 地蔵尾根経由で、もどります。

 こちらの尾根も傾斜が、強く 岩場の降りは、注意が、必要です。

 冬は、よく 滑落する所でもあります。









     Photo_38





 行者小屋に戻ってきました。

 山小屋は、冬の、後かたずけと夏の準備で、忙しそうです。

 中から、子供の笑い声が、聞こえてきました。

 ここから、軽アイゼンに変えて、南沢を帰ります。







    
     Photo_39





 朝と違い、日差しが入る森の中は、明るく、初夏の雰囲気です。


 途中、カモシカと遭遇、怖い目で、睨まれました。

 何しに、ここへ 来たんだよ!  と言いたげでしたが、無視して脇を、通り過ぎます。









     Photo_40








           予定どうり、2時30分 美濃戸に戻ってくることが、できました。

           もう少し、雪があれば、よかったかなと、思いましたが、無事にもどってこられて

           よかったです。

           静かな、山歩きを楽しめました。







                                                        5月  18日
















 







 








 

コメント (4)
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