グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

増水したあとでは、ときには大漁に。

2013-04-21 01:58:38 | Weblog
増水したあとでは、ときには大漁に。

 激しい風の吹いた台風一過、倒れた樹木や通路にかぶさる枝葉を
 かき分け・かきわけて 進む。
 勢いこんで、ついつい速くなる足。なんといっても増水した水は、
 意外な大物や大量の収穫を与えてくれることもあるからだ。

 それをおもって、たどりついた森の中の水辺。

 たくさんの流木がながれこんでいる川の増水した水の中から伸び
 る 蔦でつくったロープ を確認できて、まずはホッとする。

 その先にはサカナを採るための大事な籠がくくりつけてある。大
 漁な獲物をくれることも多い増水だが、すぎると大事な漁労用具
 である籠がながされることもある。

 そのあたりの加減がうまくいったことを感謝しつつ、いつもより
 重くなっている籠のロープを、水中から突き出たうまい具合につ
 きでている2本の柱に身体をあずけながらゆっくりと引っ張る。
 やがて水面に姿をみせるであろう、いつもより重い籠のなかで、
 たくさんはいっている獲物たちの動く姿を想像しつつ、ゆっくり
 と確実に引っ張る。

 そんなときだ。ふと、きづいた。この体を預けるのに重宝してい
 る柱が、あまりに都合よく水辺に立っていたことに。

 あわてて見上げた目線の先には・・・柱の先に赤みを帯びた袋が
 ぶらがさがっているのが見えた。自分に向かって振り下ろされる
 ハゲコウのクチバシが風を切る音といっしょに。。


ののののののののののののの  フロレス島.jpg


 ・・・みたいな話しを想像してしまいましたよ。このジオラマを
 みたときには。



◎ それにしてもです。フロレス原人が小さいのを割り引いたと
  しても、この柱のような足を持ったハゲコウのでかさって、
  いったい。。足だけみれば、きっとティラノザウルスなん
  かの恐竜の足を想像してしまいますよね。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染