グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

限りなく迫ってくるって怖すぎ。

2022-04-11 23:21:45 | Weblog
限りなく迫ってくるって怖すぎ。
どなたもいちどは聞いたことがあるとはおもいますが、 山に
棲む 山姥/やまんば の 話です。

 ある牛引きが沢山の干し魚を牛に背負わせ、ひと山を超えて
 自分の村へ帰る途中、危険な山姥/やまんばに出会う。
 何か食べるものをよこせ、まずはその牛の背中にある魚を食
 わせろとじりじり詰め寄ってくる山姥。まずい、ひょっとし
 たら自分が食われちまうと、命の危険を感じた牛引き。そこ
 で牛引きは一計を案じ、積み荷の魚を一匹づつ投げて[山姥が
 魚を食べている間の]時間を稼ぐことで、なんとか逃げおおせ
 ることにした。
 しかし、そこは山姥。 魚を食べる速度はとてつもなく早く、
 魚を投げても魚を投げても、 あっという間に山姥はこれを
 平らげ もっとくれ・もっとくれと叫びつつ、どこまでもい
 つまでも牛と牛引きを追いかけてくる。とうとう積み荷の魚
 の残りが一匹となり、そこで山姥は牛引きににやりと笑って
 言い放つ。 これを喰ったら、つぎはべこ(牛)かお前か
 どちらかを食わせろと迫ってくる。
 牛がいなくなれば、 これからの仕事はできくなる。しかし
 命には変えられない。 牛引きは、相棒である牛を見捨てて
 一目散に逃げに逃げた。

というようなお話。・・・怖い怖すぎる話ですよね。ルックスも
でしょうけれど、いつまでも追いかけてくる執念と、尽きること
もない山姥の欲というもの、それがまた輪をかけて怖い。

そんな山姥の話、この人を見ると連想してしまっちゃって。国民
の命と安全、そして財産を守る責任があると思う職についておら
れながら、すべてを相手の責任として、際限なく武器を欲しがる
その姿勢や怖すぎ。


晴れ 2002年の『ボウリング・フォー・コロンバイン』でアカデミ
 ー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したマイケル・ムーア
 監督による、かの人の米国議会での演説前の談話が こちら
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 インザ・ファイア、かっこいい~[こちら]。

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