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欧州の食中毒原因菌は新種である可能性

2011-06-03 11:00:05 | Weblog
欧州の食中毒原因菌は新種である可能性

ドイツを中心に欧州で感染が広がっている 腸管出血性大腸菌
「O104」について、世界保健機関(WHO)は、

この大腸菌がこれまで
 見つかっていない新種である可能性が高い


という見解を明らかにしたとのことです〔ジュネーブ共同〕。

感染性も毒性も高いとされるこの菌による被害は、2日時点で
ドイツを中心に死者18人となり、拡大し続けている模様。

世界的に最大規模の感染となる可能性も否定できないために、
WHOと欧州連合(EU)は共同で感染源特定や治療態勢確立
などを急いでいるとのことです。

当ブログにおいての腸管出血性大腸菌関連記事は こちら 。

 ■ 抗生物質耐性菌かも? こちら 
 ■ 日本への侵入をふせぐために こちら
 ■ 感染源特定はむずかしいけれど こちら 


▼ O157も、米国で83年に確認された新しい菌。日本では96年に
  岡山、ついで堺市で発生しました。日本での 発生当初は、原因不
  明の、謎の菌だといわれていたんですよ。したがって、“清潔にし
  すぎたから発生する”などという風説は、まちがい
です。今回の舞台
  も、途上国ではなくヨーロッパです。

夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜